10.11.2010

Kozo Miyoshi 2010.11.4-12.22 三好耕三「SEE SAW」 Vacantでも同時開催 写真集「ORIGIN」




田町のPhoto Gallery Internationalで見た "CONSERVATORY 1989"から水槽の絵柄の丹精なプリント。また神保町の古書店源喜堂でみつけた - 日本で撮影した写真とアメリカ(South West)で撮影した写真を一冊の本の中で並置した『Far East and Southwest: The Photography of Kozo Miyoshi

ともに強く印象に残っていて、ずっとまとまった展示を見たかった写真家 三好耕三氏の写真展が11月から。1983年の"See Saw"に未発表の写真を追加したものを構成した展示になるとのこと。

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PGI(Photo Gallery International) 三好耕三作品展「SEE SAW」
2010年11月4日(木)−12月22日(水)
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また原宿のVacantでも展示があるそうです。こちら(hitspaper)に詳細がありました。10月末より。

最後に刊行物関連では、近日 match and company, inc.より写真集「ORIGIN」が発売されるようです。こちらも楽しみ。

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THINK PIECE:VACANT 裏原宿の新たなカルチャー発信基地
Kozo Miyoshi 8x10.jp
Photo Gallery International - 三好 耕三
japan exposures:Kozo Miyoshi – from Shiogama Urato series
ゼラチンシルバーセッション
武蔵野美術大学:インタヴュー 三好耕三×赤羽佑樹・氏家愛・高山陽子(芸術文化学科4年)
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Thurston Moore: In Silver Rain With a Paper Key & SXSW Lawn Party

(C)Ecstatic Peace Library

Two seven-inch vinyl records with a bunch of art works, featuring “You’ve Lost Your Lover,” “Circulation,” and “Blood,”

TwentyFourBit:Thurston Moore, Live at SXSW

そりゃそうとテキサス州オースチン(Austin,TX)のSXSW.com Lawn Partyの模様をまとめた動画が楽しいです。適度な会場のキャパシティってそれだけで音楽フェスティバルの質をあげますね。

*Dam-Funk
*Mayer Hawthorne
*Thurston Moore

ショウケースライブがあったり、Ice Cream Manが無茶振りする即興のライブでは、Summer Sonicにも出演したBand of Horsesや、オースティンはオルタナティブなバンドが多く出ている場所なのでDaniel Johnston,Jay Mascisのソロ、そしてNorah Jonesの素晴らしいアコースティックセット。

Amazon:Thurston Moore: In Silver Rain With a Paper Key

10.10.2010

THE COMPANY OF STRANGERS photographs by Gus Powell

(C)Gus Powell

以前ブログで紹介したオーストラリアのTrent Parkeにも通じるようなニューヨーク在住、雑誌からのコミッションワーク、広告も多くこなすフォトグラファーGus PowellのTHE COMPANY OF STRANGERS

THE COMPANY OF STRANGERS photographs by Gus Powell

ニューヨークということもあってBruce Davidsonや日本人では秋山亮二氏の「ニューヨーク通信」またJoel Meyerowitzのストリートスナップも連想しました。ニューヨークはストリートスナップの名作が多く撮られている街ですが、なかなか面白いストリートスナップです。

Gus Powell : Black Dog Collective
jen beckman:Gus Powell

10.09.2010

Desert Music / Tehillim Steve Reich スティーブ・ライヒ

(C)Cantaloupe

10月に入ってからブログへの初めてのポストです。レコードを整理している最中なのですが、片付ける前にブログにメモを残しておきます。

アメリカの作曲家、ミニマルミュージックのパイオニアのスティーブ・ライヒ(Steve Reich)の1982年にECMより音源として発売された"Tehillim"という作品。

彼の作品では声を曲の中に取りいれる時でも、短い言葉で構成されるパートを繰り返しループさせるものが多いですが、この作品では珍しく声が歌となって機械的ではなくエモーショナルに展開していくので、結果としてとてもキャッチーな印象のする作品になっています。

Youtube:Steve Reich- Tehillim, Part 3 & 4 (1 of 2)
Steve Reich-Tehillim, Part 3 & 4 (2 of 2)

その後CD化もされ、また"The Desert Music"と 2in1になってお得に入手可能です。

Wikipedia:Steve Reich
The Steve Reich Website



すごく話は飛ぶのですが、特に90年代に活躍していたStereolabというイギリスのバンドがいて、ずっとVelvet UndergroundやNeu!の影響は思っていたのですが、コーラスの重ね方はライヒのこのあたりからも翻案されてそうですね。(ちょっといい例はみつかりませんでしたが)

iTunes:Desert Music / Tehillim