9.08.2016

DGS-011 防水デジタルカメラ 浮くストラップ フローティング




先日、水中で写真を撮る必要があって、わかってはいたけれども一応デジタル一眼用のハウジングを探したのですが、べらぼうに高いので、防水のコンパクトデジタルカメラをいくつか検討しました。フレーミングのしやすさを考えて、液晶画面の向きが変えられる(チルト液晶)オリンパスのカメラに興味をもちましたが、撮影専用機なのに、スマートフォンより画質が見劣りし、そんなものに4万円出していいものだろうかと苦しみました。スマートフォンの水中用のハウジングも考えましたが水没すると電話やメールのデータもはいっているのでその損害は大きく、結局多少画質がマシなニコンのAW130 に落ち着きました。タイムラプスも使えるし一応目的にかなったものでしたが、バッテリーとメモリーカードをいれる蓋の回りをブラシとブロアーを使ってきれいにしないと水没して一発アウトになる恐れがあるというあまり気軽に使えない仕様となっています。

防水カメラを買った後は、必ず、浮輪がわりになるストラップを入手することをおすすめします。エレコムのものが縫製もよく良いものだと感じました。ニコン純正のストラップもあるにはあるのですが、信頼性が高くてもものすごくダサくて買うのはためらいました。

以下のウェブサイトの比較が非常にわかりやすく参考になりました。防水コンパクトデジタルカメラの買い物には本当に疲れました。
Top 10 Waterproof Cameras of 2016 | Top Ten Reviews

iPhone 7はお風呂で使えるの? 防水・防塵「IP67」の意味を解説 (ITmedia Mobile)

そこにきてiPhone7の防水対応。唯一、コンパクトデジカメの存在意義が防水性能にあったように思えるのですが、このままこのカテゴリーを代表する良いカメラが出てこないままだと、防水デジカメというカテゴリーもなくなっていくように思います。あとコンパクトカメラの用途として残されたのは工事現場や、岩場の登山などで活躍するリコーの落としても大丈夫な機種くらいなものでしょう。今はスマートフォン用のリグを探していますが、これもなかなか選択肢が少ないです。

Amazon.co.jp : ELECOM フローティングストラップ DGS-011シリーズ ブラック DGS-011BK 
BEASTGRIP スマートフォン用カメラリグ

8.27.2016

Tony Allen & Moses Boyd Masterclass Boiler Room x Guardian Gateways



p a r k: Moses Boyd Exodus モーゼスボイドエクソダス
トニー・アレン (ミュージシャン) - Wikipedia

Transcend トランセンド シリアル番号登録 無期限保証

製品登録-サポート-トランセンド

ここでユーザー登録して、SDやCFなどのメモリに書かれているシリアル番号を入力。 沢山あるメモリの管理にもなるし、まだ破損したことがないので保証を受けたことはないが、登録しておけばその後の手順も楽だろうと思う。購入してすぐに登録しておくことを勧めます。

実際保証を受けるための流れは、保証規定のページに記載されています。 納品書類番号と製品番号などが必要。

なお同じ製品を扱う競合のS社のメモリカードは性能評価は高いのですが、ユーザー登録などこのあたりの保証を受けるまでの手続きについて一度経験するとできるだけ避けたいように思います。

Rakuten : Transcend SDカード 32GB Class10 UHS-I Ultimate 最大90MB/s [TS32GSDHC10U1]
Transcend SDカード 32GB Class10 UHS-I 400x 最大60MB/s 永久保証[TS32GSDU1P]
Transcend コンパクトフラッシュ 32GB 800倍速 永久保証 [TS32GCF800]

8.07.2016

Bernhard Fuchs Portrait - Photographs. ベルンハルト・フックス オーストリア ポートレート


93年から97年まで デュッセルドルフ美術アカデミーでベッヒャーから学んだオーストリア人の写真家で、現在デュッセルドルフに在住。 それぞれのシリーズの中で、様々な車や森、建物の形態やそれらが周囲の環境との中でどのように存在しているのか状況を捉えた作品だが、それらは見慣れた手法で特に興味をもたなかったが、ポートレートだけは、縦位置で、被写体はカメラに目線を向け見飽きたスタイルにもかかわらず、この写真家によるポートレートは「私には」 とても(控えめにいって平均的なものよりは非常に強く) 魅力のあるものだった。

魅了するポートレートとはいったいどういう条件をもったものなのか、例えばいつもAugust Sanderの「三人の農夫」を頭に浮かべて考えてみるが、何度やっても自身が納得できる答えに行き着いたことがない。被写体の顔や服装、持っているもの、被写体を照らす光、絞りの効果による人物と背景の見え方。それぞれが気に入る写真、それは言うまでもなく100パーセント好みの問題なのだが、名作とされるポートレートは比較的多くの人が好意的に捉えるから名作となるという、それだけの理由なのだろうか。


ちなみにこのBernhard Fuchsによるポートレートは、Sanderのようにあらゆる階層や職業を網羅したものでもなく、Diane Arbusのように社会の周縁にいる巨人や、トランスジェンダーなどマージナルな人物を撮ったものでもなく、写真家が生まれ育った村の人物を撮影したもので、そういう意味でまったく特別なものではなくあまりにも平凡で拍子抜けしたのだが、いずれにしても被写体の選択と、写真家との関係はポートレートにおいて何より重要な要素である。

自分が気に入った人物ポートレート作品の良さの正体は一体どういうものかわからない限り、人に伝えることも不可能だが、私自身好みと反応するなんらかのコードは写真のイメージに目に見える形でで埋め込まれているはずである。

Bernhard Fuchs - Wikipedia, the free encyclopedia
Bernhard Fuchs
photo-eye Bookstore | Bernhard Fuchs: Portrait - Photographs | photobook 
Bernhard Fuchs - Höfe on Vimeo 

以下リンクに関連する興味深い対談があったのでここに追加しておく。

HILLSIDE TERRACE Photo Fair - Talk Session 004
2014年9月6日(土)13:30 – 15:00
Beat Streuli(写真家)×倉石信乃(写真評論家/詩人)


Amazon.co.jp : Bernhard Fuchs: Portrait - Photographs
August Sander: People of the 20th Century