5.10.2017

Photography Spirit James Harvey 心霊写真―メディアとスピリチュアル 青土社

心霊写真という言葉をきいてまず思い浮かべるのがスナップ写真にたまたま写ってしまった幽霊の写真だが、この本では第一次大戦が終わって、戦争での身内の死によって、遺体と対面することなく残された遺族のやりばのない気持ち。カウンセリングなどのケアがない時代に、そんな気持ちを慰めるために(心霊?霊魂?のような亡くなった肉親の気配が写った “Maybe we want to believe that after death, there is something more.”)心霊写真が制作された。それら「心霊写真」が成立した背景を見返すことで、結果として写真というメディアがもつ機能の一つについても述べられた興味深い本。

Amazon.co.jp : 心霊写真―メディアとスピリチュアル

Rescue Tape シリコン 万能 レスキューテープ 防水

久々の投稿だが、この万能シリコンテープを薦めたかった。

Rescue Tape - The World's #1 Self-Fusing Silicone Tape

テープとはいえ、テープそのものには粘着素材はついておらず、テープがシリコンでできていてテープを伸ばして巻き付けることで重なった部分が縮み圧着する。 説明書によると、ホースの修理や、縄のコーティング、腐食の保護、電気の絶縁、グリップに巻き付けて滑り止め、ワイヤーをまとめたりなどなど、シリコン製で丈夫という特徴を活かした応用ができる。

レスキューテープ  2.5cm幅x3.65m/厚0.5mm (黒)

12.13.2016

Larry Sultan & Mike Mandel: Evidence 写真集 ファウンドフォト


作者が写真を撮らなくても作品になる、つまり写真のイメージの内容ではなく写真をつなぐ横糸=編集作業それ自体も創作活動であるということを教えてくれる、70年代後半に発表された写真を使ったコンセプチュアルアートにおいて、また ”ファウンドフォト(found photo)”の重要な作品。写真集として数年前に発売されたが、今回は廉価版で買いやすい値段。サンフランシスコMoMAのサンドラ・フィリップスのエッセイが添えられ来年早々に発売される模様。

ファウンドフォトの作品において、蚤の市でみつけた写真、インターネットでみつけたもの、拾った写真などその出自は様々だが、このラリー・サルタンとマイク・マンデルの作品においては、いくつかの研究機関や政府のアーカイブなどからイメージを選んでその原板から周到にプリントを作っているせいで、写真の出自が違うにもかかわらず均質に整理されることによって、その写真が撮られた意味や背景が取り払われ、イメージそのものに見ることの意識が集中するように仕向けられている。


Amazon.co.jp : Evidence

10.28.2016

HDD 2TB 6,000円切った 安価なパソコンのデータのバックアップ


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パソコン内のデータを生のHDDにバックアップ。原始的な構成で時間はかかるが、一番安い方法では。2TBが扱いやすい。