4.02.2013

Sam Amidon サム・アミドン フォーク インディー Tonofon Festival 2013





バンジョーやギターなどの弦楽器を弾きながら歌うスタイル。色んなタイプの曲はあるのだが、ルーツはフォークミュージックであるだろう。曲を聴いて、ニックドレイクや、同時代ならスウェーデンのホセ・ゴンザレスなどのヨーロッパ人を連想したが、彼は81年ヴァーモント州で生まれのアメリカ人。現在はイギリスのシンガーソングライターのべス・オートン(Beth Orton)と結婚してイギリスに暮らす。5月には新譜"Bright Sunny South"がリリースされる。

ちなみにこれまでのところ来日公演は(たしか)無かったと思う。美しい音楽。

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おお、と、思ったら埼玉の Tonofon Festival 2013 というのに出演するそう。2013年6月30日(日)

Amazon.co.jp : Bright Sunny South
I See the Sign
All Is Well

3.31.2013

Frédéric Chaubin 旧ソ連 ソヴィエト 建築物 写真集 "Cosmic Communist Constructions Photographed" フレデリック・ショバン



フランスでよく知られたファッション/ライフスタイル誌のCitizen Kの編集長であり、写真家であるフレデリック・ショバン氏が2003年から数年かけて、旧ソ連時代に建てられた90の建築物の写真を撮り集めたもの。ヨーロッパの建物はローマ時代にルーツをもちその後歩んできた形式にどれも裏打ちされたものが多いが、旧ソヴィエトの場合、そういった西洋建築に影響を受けたものから、モダニズムを飛び越えたもの、ルーツから全く自由で独創的な建築といったように、政治的に制約を受けつつも、建築家はその創造性を発揮したことがこれらの建築に見られる。

In pictures: Frédéric Chaubin's subversive Soviet superstructures | guardian.co.uk
Frédéric Chaubin. Cosmic Communist Constructions Photographed. TASCHEN Books 
frédéric chaubin | Tumblr 

p.a.r.k: Instant Light: Tarkovsky Polaroids タルコフスキーのポラロイド写真集

Amazon.co.jp : CCCP: Cosmic Communist Constructions Photographed
Citizen K International [France] No. 65 2013 (単号)

3.30.2013

Eddie Harris - "Turbulence" エディハリス ジャズ ファンク




このマイルスとジミヘンとパーディーがセッションしているようなジャズ、ようやくタイトルがわかった。1934年シカゴ生まれのジャズミュージシャン。一度映画のサウンドトラック "Exodus" で売れたが嫌気がさして、コロンビア、アトランティックへとレーベルを移動。早くからエレクトリックピアノなど電気楽器を導入したとのこと。ブレークのあとミドルテンポになるが、ここで使われているのがおそらくトロンボーンのマウスピースをトランペットに自分にした楽器だと思われる。Dr.Octagonあの曲の元ネタとしても。昨年あたりからCDで再発され手に入れやすい価格。

Eddie Harris - Wikipedia, the free encyclopedia
Eddie Harris 楽譜を使って詳しい日本語での解説
Dr.Octagon Bear Witness Instrumental - YouTube 

Amazon.co.jp : Excursions (US Release)
Excursions
Electrifying / Plug Me in
Best of
スイス・ムーヴメント(+1)
Dr.オクタゴニコロジスト

3.28.2013

Jockum Nordström: スウェーデンの絵本作家 イラストレーター ヨックム ノードストリューム ヨーケム

(C)Steidl


1963年生まれのスウェーデンの絵本作家であり画家。初めは絵本で、そして2000年くらいから彼の絵画作品も注目されるようになったのだそう。(Wikipedia)

絵をみてみるとダーガーを連想はするのだが、なにかのオブセッションがあって作家個人の内面に閉じたものではなく、なにかの風景や一瞬が捩れながらコラージュされ2次元に変換されているようで、なかなか見飽きない。画集が写真集の出版で有名なSteidlから。


I like this blog » Blog Archive » Jockum Nordström
Jockum Nordström | HUH.
The Enthusiast: thinking about things: Artists: Mamma Andersson & Jockum Nordström 
THE MAGAZINE | Jockum Nordström(ヨーケム・ノルドストリョ-ム) 


日本では彼の絵本が翻訳され絵本作家として人気の方のよう。また同姓同名で、フォークとポップ、アニマルコレクティブがちょっと落ち着いたかのようなバンド oakim Åhlund & Jockum Nordstr mをやっているようだが、こちらはこの作家と関係があるのかは不明。Youtubeに本人が自作を語るインタビュー。Steidl版の画集はすっかり高くなってしまったが、Hatje Cantzからの All I Have Learned and Forgotten Again がこれから発売されるよう。


Amazon.co.jp : Jockum Nordstrom: A Stick In The Wood
Jockum Nordstr”m - All I Have Learned and Forgotten Again  
セーラーとペッカ、町へいく
Paddan Och Hunden