*「喪」の写真のため、実質遺体が写ったイメージがありますので閲覧注意
精霊や幽霊が写った(写された)心霊写真(制作)のブームが、写真が発明されてから幾度となくあって、専門の写真師が忙しくしていたのだそう。目前にあるものを冷静に写し取る機械であるカメラと精霊という組み合わせが興味深い。
なぜ人は心霊写真を必要としたのか、それは二度の大戦があったあと、その戦死した兄弟や子供の親などがその悲しみの癒しとしてそれらを必要としたという話がある。心霊写真については下のリンク 「心霊写真は語る (写真叢書)」が良書である。
下のリンク先のアーカイブは、家族が写真師に依頼して撮影された亡骸の写真。海外の蚤の市などでも多くみるが、これらは特異な写真ではなく、用途としてかなり主だったものの一つである。写真の中に写された人が亡くなっているにしても、生きているにしても同じように写真の中では動きを止めている。
The Thanatos Archive / Early Post Mortem and Mourning Photography
Amazon.co.jp : Beyond the Dark Veil: Post Mortem & Mourning Photography from the Thanatos Archive
写真のボーダーランド: X線・心霊写真・念写 (写真叢書)
心霊写真は語る (写真叢書)