フランスの19世紀から20世紀中盤まで生きた写真術黎明期の写真家。バルーンを飛ばして空撮したり、鏡を使ったセルフポートレート、精霊を工夫して視覚化して写したある種の人工的な心霊写真、キノコの標本写真、戦場での従軍写真、またとりわけよく知られる初期のカラー(オートクローム)による写真を多く残している。
近年再びアルルの写真フェスティバルで取り上げられることで注目集めた、第一次大戦期の戦争ごっこをして遊ぶ子供たちの写真。 子供たちが遊んでいる通りに毎週日曜通ってセッティングして撮られた写真で、身の回りにあるものを使って作られた戦争ごっこは、もともと無邪気な遊びだったのだが、大人である写真家が介入することで戦争をより模したものになって写真におさめられ、それらは不気味にもみえるものとなった。
Les autochromes parisiens de Léon Gimpel - La boite verte
Collection SFP - les images
Léon Gimpel’s 1915 photographs of children’s war games in Paris - Telegraph
Léon Gimpel - Wikipedia, the free encyclopedia
Musée d'Orsay: Léon Gimpel (1873-1948), the audacious work of a photographer
War games: the strange story of Léon Gimpel and the Parisian street kids | The Guardian
Amazon.co.jp : Léon Gimpel : Les audaces d'un photographe (1873-1948)
The Lumiere Autochrome: History, Technology, and Preservation