5.24.2010

New York Photo Festival 2010 ニューヨーク フォトフェスティバル

(C)Power House Books

2007年にはじまったNYPHも3年目を迎えました。

以下New York Photo Awardsをちょっと拝見。
Interim Award #1:Samantha Goldfien
Interim Award #2:Ashley Gilbertson
Interim Award #3:BAPTISTE LIGNEL & JOHNNY MILLER

といっても賞が最も重要というわけではなく、フェスティバルですから、そのほかにもルー・リードがキュレーションしたスライドショウや3D(セカンドライフのように)でフェスを疑似体験、アーカイブを楽しく見ることができる工夫がされていたり、写真の様々なブログ(日本でもよく知られたamerican suburb Xなど)のリストもあったり、前年までのNYPHの記録などなど、オフィシャルサイト内の情報はかなりの量です。

Hidden Books, Hidden Stories: A Slideshow curated by Lou Reed

お金も人材も政治も握っているアメリカはここでも徹底的にやっていて、日本もあらゆる事情を度外視して結束して同じ規模のもの...とはさすがに難しいですが、ここから写真は投資すればいよいよお金になる、”The Future of Contemporary Photography”とあるようにヴィンテージだけでなく”Contemporary”な写真も儲かるものとなってきたということは見て取れます。

アーティストはあらゆることを度外視し自分の内面の声に耳を傾け制作し、売る側のギャラリーはアーティストに応えよりよく売ることに専念できる環境を共同でインフラとして構築し市場を活性化させるという、きれいごとではないのですが、不動産ディーラーが、アートのコレクションをディーリングしていることが頻繁にあると聞くように、それはともに近い文法なのかもしれません。

http://www.nyphotofestival.com/site/
http://en.wikipedia.org/wiki/New_York_Photo_Festival


日本の場合は、名だたるカメラメーカーを多く抱えているため、写真を取り巻く環境はカメラを売るために雑誌があり、フェアがあり、写真愛好者を抱えてきましたが、アウトプットされた写真達は、大きな収益をあげるものとして成長しつつあるようです。

Foals フォールズ Total Life Forever イギリス人のロック



Foals - This Orient (Youtube)

ブロックパーティーの初期のように聴こえますが、いかにもイギリスのロックミュージックの遺産を継承しているバンドといったところ。日本と同じくらいの国土、人口は日本の半分くらいの国なのに次々出てくるなぁと思います。

ukadapta:Foalsインタビュー
http://en.wikipedia.org/wiki/Foals
http://www.myspace.com/foals

Amazon.co.jp : Antidotes (Dig)
Total Life Forever
Bloc Party - Silent Alarm
Gang of Four - Entertainment

5.23.2010

eneloop スティックブースター KBC-D1AS エネループ 電池

(C)三洋電機

iPhoneの充電に携帯できるエネループの充電器KBC-L2ASを以前ブログでも紹介して、自分でもそれを買ったのですが、もっと安くて小さいものが発売され、友人が使っていたので備忘録を。

このスティック上のUSB接続がついている充電器のいいところは、中にいれて使用する充電電池(単3)を入れ替えることができること。

KBC-L2ASだと電池は取り換えできず、本体自体をAC出力(コンセント)で充電しなくてはなりません。十分便利で活躍もしてくれていて満足もしているのですが、価格が高いこと、また1500回以上使って充電池の能力が衰えてくると使い捨てになってしまう心配があります。

このスティック上のKBC-D1ASであれば電池を取り外しできるのでずっと使うことができて経済的です。iPhone4にはKBC-D1BSが使用可能。

Free Download : Do Over Theo Parrish, DEMF and TAICOCLUB 2010 音楽を楽しむ環境について


Beat Junkies!

2005年以降Los Angelsで夏の期間に行われているイベンThe Do-Over。まだ回りにはいったことがある人がいませんが話題になっている小規模のイベント。西海岸人脈Stones Throwが中心となって参加しているようです。


A-Trak

過去にTheo Parrishも2009年に出演。そのときのミックスが公開されています。
via:The Do-Over What'cha Wanna Do?
http://www.zshare.net/audio/67970011034f934e/ (part 1)
http://www.zshare.net/audio/67547285210fca02/ (part 2)



デトロイトのダンスミュージックで重要な位置にあるフェス・展示会のDEMFは今年は5月29日に。Juan Atkins (a.k.a. Model 500)はこれが終わってから日本のAutechre ,Claude Young との共演ライブにくるんですね。

DEMF iPhone Application(Free)

そしてそのオウテカなどが出演する海外でも良フェスティバルとして根付いてきたTAICOCLUB も間近です。タイコクラブは主催者がどんなフェスにしたいのか、その軸がぶれないでコントロールしているので、目当てのミュージシャンがでていなくても楽しめるフェス。RAW LIFEも忘れてはならないですね。

「GO!FESの惨状再び......」洋楽低迷と大物不足で夏フェス界に暗雲!?



こちらはニューヨークのMoMA PS1のデリックメイ(Derrick May) これは美術館のエントランスの階段をあがったところにターンテーブルを置いてやってるんですが、わざわざ櫓を組まなくても、豪華なライティングをしなくてもいいDJがいさえすれば十分楽しめることが改めてわかります。