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4.17.2012

William Eggleston's Guide / 2 1/4 写真集 蒐集の一冊目として


カラー写真の金字塔 MoMAでの展覧会に際して出版された写真集 "William Eggleston's Guide" が2,000円台、一時絶版になってかなり価格が高騰していたスクエアのフォーマットの "2 1/4"が4,000円台と内容を考えると非常に安い。これから写真に興味を持っているあの子や彼にプレゼントして写真集の魅力を布教しましょう。"Guide"の表紙は皮っぽい仕様で、2 1/4は布張りでともにハードカバー、印刷写真の貼りこみがしてあって本としての魅力も高いです。写真に詳しい成海さんはすでにもっていると思うけど、まだでしたらお勧めです。2 1/4は確か人気フォトグラファーの市橋織江さんも、この1冊として挙げていました。

William Eggleston's Guide Essay by John Szarkowski The Museum of Modern Art
2-1/4 Text by Bruce Wagner Twin Palms Publishers, Santa Fe, 1999

NARUMI CAMERA|.fatale|fatale.honeyee.com
写真を楽しむポータルサイト | IMA ONLINE
p-a-r-k : Store Front: The Disappearing Face of New York 商店のファサード
66 Drives - Andrew Bush アンドリューブッシュ 走る車のポートレート もしくは風景

Amazon.co.jp : William Eggleston's Guide
William Eggleston 2 1/4
Starburst: Color Photography in America 1970-1980
ナルミカメラ (角川メディアハウス)

4.09.2012

Dear Photograph Taylor Jones 写真集


一人の若者がデジタルカメラと、引き出しにしまってあった家族のスナップ写真を使って新しい視覚を提示したプロジェクト。プリントされた写真に定着された過去の時間と、その未来に再度同じ場所でその写真を複写した時間と、2つの時間の同居面白さとなる。この手法は風景写真の表現として、また土地の記録写真としてもなされてきたもので新しくはないものだが(例示しようと思ったが度忘れしたのでのちに追記)それが”人物の写った”スナップ写真を使うことで生じる見え方の違いについてまた考えてみたいと思う。

Youtube : ABC News - Dear Photograph: Time Travel in a Picture
Dear Photograph dearphotograph.com/
Amazon.co.jp : Dear Photograph
The Nature of Photographs: A Primer

3.14.2012

Lightroom 4 価格メモ 3月16日発売

(C)Adobe

※通常版
Adobe Photoshop Lightroom 4 Windows/Macintosh版 15,271

※アップグレード版
Adobe Photoshop Lightroom 4 アップグレード版 Windows/Macintosh版 9,163
Adobe Photoshop Lightroom 3.0 アップグレード版 Windows/Macintosh版 (Lightroom 4への無償アップグレード対象 2012/6/4まで) 8.732
ヨドバシカメラ : アドビ Photoshop Lightroom 4 アップグレード版 (特価の10%還元)10.000-->9.000
アドビ 直販(Adobe Photoshop Lightroom 3.x、2.x、または1.x) 10.080

※特別提供版 = 他社製品または他アドビ製品からの乗り換え専用パッケージ
Adobe Photoshop Lightroom 4 Windows/Macintosh版 特別提供版 9,163
Adobe Photoshop Lightroom 3.0 Windows/Macintosh版 【特別提供版】 (Lightroom 4への無償アップグレード対象 2012/6/4まで) 8,732

Adobe Photoshop Lightroom 4 パブリックベータ(お試し版 3月末まで使用可能
アドビ5日間限定セール(3月18日まで)
アドビストア限定!発売記念キャンペーン
Adobe : Adobe Photoshop Lightroom 4

p.a.r.k: X-Rite i1Display Pro / Colormunki DISPLAY アイワン ...
X-Rite ColorChecker Passport KHG3421-PP カラーチェッカー ...
デジタル写真 画像処理 加工 フォトショップ 解説書 Adobe Photoshop

3.13.2012

Italian etc.. on p.a.r.k. イタリア 写真 まとめ


Valerio Spada - Gomorrah Girl from PhotoBookStore.co.uk on Vimeo.

イタリア関連のポストまとめ。ほかに Mario Giacomelli や、VALERIO SPADA"Gomorrah Girl"がイタリアで興味の惹かれるところ。

Carlo Mollino: Photographs カルロ・モリーノ Message from the Darkroom フォルム
Luigi Ghirri: It's Beautiful Here, Isn't It... / Bello qui, non è vero? ルイジ・ギッリ
Project Prints Luigi Ghirri ルイジ・ギッリ
Massimo Vitali マッシモ・ヴィターリ Massimo Vitali: Landscape With Figure 2 ビーチの写真集
Paolo Roversi: Guinevere Van Seenus. Photographs パオロロヴェルシの写真集
Frank Horvat フランク・ホーヴァット
Basil­ico Gabriele (b.1944 Milano) イタリアの写真家/風景・工業
Luisa Lambri, Julius Shulman,大橋富夫 - 建築写真
Fantom Magazine イタリアの写真雑誌 Carlo Scarpaの "Brion" Guido Guidi
0-100 EDITIONS ミラノの写真ファンジン
MARIO GIACOMELLI マリオ ジャコメッリ 東京都写真美術館 写真集

Amazon.co.jp : The Black is Waiting for the White
Carlo Mollino: Photographs 1956-1962

2.05.2012

Paul Graham : Europe, America / The Present ポールグラハム(グレアム) 写真


 
写真のメディアとしての本質は、ロバートフランクや、ロバートキャパ、ダイアンアーバスのように
"dance with life, life with the world"(人生と共にダンス、世界とダンス)していること。



 
Pace Gallery New Yorkでの展覧会 "The Present"のオープニングの様子。


 
 "A Shimmer of Possibility"からのシンボリックな写真についての作家自身による解説。
ニューヨークから3時間のピッツバーグ。モーテルにチェックインした際、外で芝を刈る男。
外で風景を撮っていたが、風景なんかよりこの男に興味を惹かれた。

"Europe/America"は、二つのシリーズ - "New Europe""A Shimmer of Possibility"を並置して展示している巡回展のカタログのようです。肝心の展示の様子ですが、日本に巡回する予定はありませんので、以下展覧会の(やけに臨場感のある)ヴァーチャルツアーやカタログイメージを参照してください。

Paul Graham - Europe | America on Vimeo
..:: PAUL GRAHAM - Europe : America ::.. - ヴャーチャルギャラリー

"The Present" はエバンスやフランク、キャラハンなどのストリートフォトグラフィーについての考察を絡めた2009年から制作されてきた新作シリーズ。ニューヨークの"Pace/MacGill Gallery"での展示が2012年2月からの一ヶ月間。だいたい同じフレームの2枚、ないし3枚の写真。フォーカスをあわせた位置が建物のものと、フレームの中の人物の位置によって様相を変える写真の意味や関心。スナップショットをカメラの機能に沿って知的に楽しく考察しているシリーズ。



 
表紙はクラシックな雰囲気の布張り、凝った造りではないが、紙が折り込んであって<<2枚(もしくは3点)の同じ場所で撮られた写真>>
(時間とピントの位置、深さを変えてある)1枚だけみる、開いて同時に2枚みる(並置)また1枚だけみる(情報が変わる)
という手続きを踏むことによってスナップ写真に記録された情報を気付かせる仕掛けになっている。
(MACK, 2011)


 
 
Paul Graham – The Present, Carlier Gebauer, Berlin from ikono tv on Vimeo

"The Present"は折り込みを入れ一枚の写真を見た後に、並置されたもう一枚の写真。同時に見えて、また折り込みを閉じると一枚の写真が見える写真が示すものを見せるのに良く考えられた本のつくり。これは今後も重要な本になりそう。マイノリティや貧富の差のある人が同じ場所を行き来するということ、また影が色濃く背景に落ちてスポットのように光が入るということでニューヨークを撮影場所に選んだのだそう。

Harry Callahan: Color, 1941-1980

彼が参考にした一人としてHarry Callahan60年代に撮られたものに似た写真 (Harry Callahan, Providence - 12, 3) を挙げています。

(C)Phaidon

ポールグラハムについては少し古いですが、"Empty Heaven"まで網羅されたPhaidonの本(英語)が参考になります。イギリスのアーティスト Gilliam Wearing Lewis Baltz との対談、Andrew Willsonの批評。カズオイシグロや村上春樹の小説からの引用。2012年に Hasselblad award を受賞。

Paul Graham Photography Archive
PAUL GRAHAM: “Photography is Easy, Photography is Difficult” (2009)_(focus onto film)
Guardian : Paul Graham: 'The photography I most respect pulls something out ...
Photographer Paul Graham wins 2012 Hasselblad award | Art and ...
bjp : Paul Graham wins the Hasselblad Foundation International Award
MACK - Paul Graham - The Present
MACK - Paul Graham - 1981 & 2011

Amazon.co.jp : Paul Graham: Europe, America
The Hasselblad Award 2012 - a.k.a. Paul Graham 1981 & 2011
ポールグラハム The Present
Paul Graham (Contemporary Artists (Phaidon))
Beyond Caring (Books on Books)
シーシュポスの神話 (新潮文庫)

12.15.2011

Vice Magazine The Photo Issue 2009

(C)Vice

Viceの日本語版、2010年の末くらいに無くなったようだ。効率の悪いことやってるからどこまでいっても景気は良くならないし、広告費はどこまでも削れるし、米国債も買わなきゃならないしこれはやむを得ない。ピエロにインタビューしたり、墓地に住んでいる人達の話とか、とにかくいい記事が沢山あったのだが、せめて写真に関連する記事で、日本語に翻訳されているものだけでもここにまとめておく。

Vice Magazine The Photo Issue 2009
MIROSLAV TICHY, HARRY BENSON, Ryan McGinley, Roe Ethridge,Terry Richardson and Catherine Opie etc..

Moreover..
THE PHOTO ISSUE 2010
Cover photo by Roe Ethridge
Here Comes The Photo Issue

Also..

DON’T SAY CHEESE
写真に興味がない写真家、トーマス・ルフ
INTERVIEW BY MAGDALENA VUKOVIC AND DAVID BOGNER

REMEMBERING DASH SNOW, JULY 14, 2009
WORDS AND PHOTOS BY RYAN MCGINLEY
Read the rest at Vice Magazine: REMEMBERING DASH SNOW, JULY 14, 2009 - Vice Magazine

Nobuyoshi Araki
INTERVIEW AND PORTRAIT BY TOMOKAZU KOSUGA

ENRIQUE METINIDES is our new favorite photographer.

WALTER PFEIFFER
INTERVIEW BY BOB NICKAS
PORTRAIT BY MIGUEL FERNANDEZ

写真を撮るというコトは被写体と対峙するというコト
BY MASARU TATSUKI,
AS TOLD TO TOMOKAZU KOSUGA

写真界の異端児が見つめるその先
INTERVIEW AND PHOTOS BY TOMOKAZU KOSUGA
INTERPRETING BY LENA OISHI

THE DEVIL'S SON KEIICHI NITTA HAS A BABY - PART 1
悪魔の申し子・Keiichi Nittaにミニデビル誕生
INTERVIEW BY TOMOKAZU KOSUGA

LITERARY : 若き日本人の肖像
吉永マサユキ
By TOMOKAFLEX

VICE FASHION - COPY SLUTS
PHOTOGRAPHS BY MAGGIE LEE
STYLIST: ANNETTE LAMOTHE-RAMO

OSCAR NIEMEYER
ブラジルの首都をデザインした101歳の男
INTERVIEW BY SANTIAGO FERNANDEZ-STELLEY PHOTO BY ANDRÉ VIEIRA

Pinups / Fuck Eyes - Bulletin Boards Are Windows to the Soul
By Mark Gonzales

Amazon.co.jp : News, Nudity & Nonsense: The Best of Vice Magazine Vol. 2, 2003-2008
Terryworld (Taschen 25th Anniversary)
The Vice Photo Book [ハードカバー]
The Vice Photo Book [ハードカバー]
Vice Dos and Don'ts: 10 Years of VICE Magazine's Street Fashion Critiques
VICE DOs & DON'Ts 2: 17 Years of Street Fashion Critiques [ペーパーバック]

12.12.2011

Andrea Stern Photography "Inheritance " 家族 スナップショット

(C)Monacelli

あまりこのブログで取り上げませんが、あるものに出会ってそのまま反応的に撮られたスナップショットの魅力は容易に言語化できない分、興味が持続します。ニューヨークの写真家。

Andrea Stern Photography
Inheritance [ハードカバー]

12.08.2011

TIME Picks the Top 10 Photos of 2011

TIME Picks the Top 10 Photos of 2011

選ばれた写真は、当然ながら著名なジャーナリストが撮りニュースに配信されたものばかりですが、ひとつ興味深いのが飛行機に乗っていた乗客がiPhone 3GSで撮ってTwitterで配信したMs.Stefanie Gordonのスペースシャトル打ち上げの写真。(May 16, 2011)

スペースシャトルの最後の打ち上げという以上に、その配信のされ方を含めて歴史に残る象徴的な写真。

また、気仙沼には早い時期にもっとも著名な戦争写真家のひとり James Nachtwey が来ていました。
(Top 10 World-News Stories 3. Japan's Triple Disaster)

その他、アメリカの視点がみえるTIMEが選んだ世界のニュース写真。
Top 10 of Everything in 2011

11.11.2011

Film: Not dead yet Via: CNN フィルムはまだ死んじゃいない


ニューヨークにはまだ活気のあるアナログ写真コミュニティがあるというエピソード。アナログ写真の魅力をうまく簡潔に伝えているムービー。フィルムは本当になくなってしまうのでしょうか。(最初のほう、少し音声にノイズが乗っている)


Colin Houghtrapp - Brooklyn, NY
K&M Camera - Professional Photography Supplies
Elliott Erwitt
International Center of Photography
Print Space Photo Lab - Chelsea - New York, NY

Kodak (コダック)
Fujifilm (フジフィルム)
Ilford (イルフォード)
CYBER GRAPHICS = ORIENTAL・ILFORD PHOTO・Kentmere ...
近代インターナショナル
ヨドバシカメラ
ナショナルフォート
レンタル暗室、現像所 | ゼラチンシルバーセッション

11.05.2011

43 magazine, skateboard magazine


43 is a brand new, independent, non-profit skateboard magazine,
dedicated to quality, photography, and arts.


Even in the age of YouTube and viral videos, Ying credits skate magazines with the essential role of documenting skate culture and encouraging young skaters to keep the lifestyle alive and separate from the commodified mainstream(Youtubeやバイラルの映像時代にあっても、Yingは スケートカルチャーを伝え、若いスケーターの人生に力を与え、大量生産されるメインストリームの文化から距離を置く役割を担ったスケートマガジンの存在を信じている。)(via: NYT)

非営利的活動ということで Kickstarterからの寄付で運営をまかなうようだ。

11.02.2011

0-100 EDITIONS ミラノの写真ファンジン

0_100 LIMITED EDITIONS

イタリア・ミラノで16ページ、100部限定で刷られているデジタルプリントの本。直販のPAYPAL支払のほかに、日本では下記のオンライン書店で入手可能。

0-100 EDITIONS #8 - flotsam books(フロットサムブックス)
0-100 - PANORAMA WEB SHOP

10.11.2011

"How to Revisit an Iconic Photograph"(ニューヨークタイムスマガジン) 過去の著名な作品を真似て学ぶ

The New York Times Magazine : How to Revisit an Iconic Photograph By STACEY BAKER

Alec Soth(アレック・ソス)のインタビュー。象徴的な2枚の写真 ドロシア・ラングの"Migrant Mother" (1936)(移民の母)と Ruth Orkinの"An American Girl in Italy" (1951)を実際に撮ってみて、それらの写真のことをより理解したという話。また後日記事のポイントをまとめておきます。

10.10.2011

''Big Pictures by Contemporary Photographers.'' (1983 MoMA) そもそもなぜ写真作品が巨大になったのか?

ART; Why Photography Has Supersized Itself - New York Times
(By PHILIP GEFTER 2004/4/18)

ニューヨークタイムズに2004年に寄稿された興味深い文章。「そもそもなぜ写真は超大きくなったのか?」また後日、文書のポイントをまとめたいとおもいます。(とはいえ2004年での話ですが。)

1980 Joel Sternfeld 'American Prospects'' (Daniel Wolf Gallery)
1981 アンセルアダムス ''Moonrise, Hernandez, New Mexico''
1983 MoMA ''Big Pictures by Contemporary Photographers.''

[PDF] The Museum of Modern Art No. 21 (''Big Pictures by Contemporary Photographers.'')
Fine-art photography - Wikipedia, the free encyclopedia
*Art-Support : Fine Art Photographers - Photographer List
MoMA : Photography Department
artdaily.org : MoMA's Annual Photography Series Highlights Six Emerging Contemporary Artists

10.08.2011

Oakland-Berkeley Fire Aftermath by Richard Misrach ミズラック 被災地 Aftermath 写真を考えるメモ

リチャード・ミズラックが展覧会で初めて発表するオークランド火災の写真、それに関連するいくつかの過去の作品について地元紙に語った良いインタビュー。ジャーナリズムやルポルタージュとの彼なりの線引きの仕方。

Berkeley Blog : 20 years after the Oakland Firestorm, the photographer unveils his images

"Golden Gate"のシリーズを撮るためにBerkeley hillsに引っ越したこと。1991年カリフォルニア州オークランド郊外で起こった大規模な火事 Oakland-Berkeley Firestormを撮った。彼にとって重要なプロジェクトの一つだったが20年間一切発表しないでいた。その写真がthe Berkeley Art Museum と the Oakland Museum of Californiaでこの10月に公開。

“I didn’t want to release the photographs straight away,”
[すぐにそのまま写真を手放(公開)したくなかった]

“The meaning of photographs changes over time,”
[写真の意味は時が経つに連れて変わっていく]

“Photographs can be really exploitative and I don’t want to be part of a media circus. History shifts the meaning.”
[それらの写真は実に(人を食いものにするような)収奪的なものであり得て、サーカスのようなメディアの一部にはなりなくなかった。歴史はある意味を別の意味のものとして読みかたを変えるもの]

それだけの期間(発表しないで)待つことはギャンブルだとも思ったことを明かしている。



ハリケーン・カトリーナのアフターマスを撮った写真のことも。数日待った後に急いで2000枚ほど、時々車から撮った写真も。キヤノン製の400メガピクセルのコンパクトデジカメで撮ったが、大判カメラで撮った写真はまだ発表しない。(なぜならまだ何かを予見する段階以前だったから)出来上がった写真のポートフォリオは5つの美術館に寄贈。写真集の売り上げは復興に関連する特定の財団への寄付に充てた。(また気が向いたときに追加修正して翻訳しなおします。)

サンフランシスコ・ベイエリア - Wikipedia
Oakland Museum of California : 1991: Oakland-Berkeley Fire Aftermath, Photographs by Richard Misrach
Los Angeles Times
City of Oakland, California : October 20, 1991—One of the Worst Urban Fire Disasters in America
Artinfo : Richard Misrach’s “Destroy This Memory”
betweenthebooks : 写真集トレッキング第6回 Richard Misrach “Destroy This Memory”

Amazon.co.jp : Destroy This Memory
Richard Misrach Golden Gate

10.03.2011

9.10.11

長島有里枝(Yurie Nagashima) : flowers and letters
1223現代絵画
Sep. 22 - Nov. 27, 2011

畠山直哉(Naoya Hatakeyama) : Natural Stories
東京都写真美術館 2011年10月1日 ( 土 ) ~ 12月4日 ( 日 )

須田一政(Suda Issei) : ROOM2010
Place M
2011.10.03 - 2011.10.09

柴田敏雄(Toshio Shibata) : concrete abstraction」
BLD Gallery
2011年10月7日(金) - 11月6日(日)

金村修(Osamu Kanemura):Alice In Butcher Land
photographers' gallery
2011年11月8日(火)~2011年11月20日(日)

その他、このサイトに写真展情報が詳しい。2011.10.4 - 10.16 星玄人 "St. photo exhibition 9" 北村健二 × 下平竜矢写真展「The Historic Future 7.18 池袋→新宿」10/4-10/9 四谷・TPPG 牛久保賢二写真展「fakebook」10/7-17 京都・galleryMain

ダイトランスファー・プロセス プリント Dye-transfer process




東京都写真美術館の技法解説によると、ダイトランスファープリントとは1950-90年代まで用いられた写真原稿の印刷技法。概要は以下のとおり。

”カラー写真を三色分解して、画像をレリーフでつくったマトリクスと称される支持体に染料を染み込ませ、専用の紙などに転染してカラー写真をつくる方式。クリアな発色と保存性にすぐれているとされ、カラー作品のオリジナル・プリントを制作する技法として使われたが、公害問題が発生し現在は行われていない。”
(東京都写真美術館 : 技法解説 より転載)

ウィリアム・エグルストンや、アーヴィング・ペン、それに映画監督 ヴィム・ヴェンダースの写真作品、NASAの記録写真が、ダイトランスファープロセスでプリントされていて、Chromogenic print発色現像方式印画、あるいはタイプC - フィルムネガからのカラープリント)に比べ、色が濃密で、発色に大きな違いがあ技法を文章で理解するより、上の動画でその様子を見ると理解も早い。

なお使用している薬剤が強いため、ダイトランスファーで刷られたプリントを保管する際、他のプリントに害を及ぼすために、きちんと額にいれて密閉するなど保管については専門家に相談するなど、十分注意する必要がある。 

保存など各種写真技法については、ベルトラン・ラヴェドリン著 「写真技法と保存の知識」(青幻舎)が大変有用な本。

 2017年7月19日(水)写真保存の第一人者 ラヴェンドリン氏の『写真技法と保存の知識』 | 株式会社 資料保存器材

他の写真プリント制作プロセスについては下記のParis PhotoのGlossaryページにまとめられている。Dye(染料)とついた名前のもの、つまり化学反応ではなく染料を定着させるプロセスに、スライドフィルムをプリントするときの Dye destruction(ダイデストラクション 銀色素漂白方式印画 またはチバクローム  染料+損壊 や、ポラロイドフィルムのパックに入っている染料が拡散して絵になる Dye Diffusion(ダイ・ディュージョン 染料+拡散)がある。英語でも色んな呼称があり、日本語でも時代やメーカーによって呼称がいくつかあってややこしい。

ちなみにデジタル以降、広く使われている銀塩の紙にデジタルで露光するラムダプリント(Lambda C-type)も、タイプCと表記されてい

さまざまなプリント技法の用語集(英語)- Paris Photo Grand Palais

写真の現像におけるダイトランスファーという技術はどのようなものですか ... 
Dye-transfer process - Wikipedia
Dye Transfer Printing
THE DYE TRANSFER PROCESS by David Doubley
Platinum print プラチナプリント

Amazon.co.jp : Full Moon
Los Alamos - William Eggleston
Wim Wenders - Pictures from the Surface of the Earth
The Book of Alternative Photographic Processes
写真技法と保存の知識

10.01.2011

『風の旅人』 最新号 vol.44 まほろば SUPERPOSITION 休刊

『風の旅人』 44号 FIND the ROOT 此岸の際 まほろば SUPERPOSITION
川田喜久治、大橋弘、濱谷浩、鬼海弘雄、エルデンダライ・アロハン、中野正貴、劉敏史、小林正典

2011年09月30日 18:22 風の旅人の休刊について
渋い内容の本でしたが、なかなかあんなふうに写真が掲載されている雑誌はありません。一度途絶えても既刊は捨てられないで本棚やダンボールの中に残っていく雑誌。

風の旅人 vol.44
Amazon.co.jp : 風の旅人

9.20.2011

PEN 写真特集 2011 10/1号 No.299 伝える写真。

今月の雑誌のPEN(ペン)前半部分、東京フォトとのタイアップで写真特集。楽しかった。ページ中ほどには紙をかえて「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」展から何カットかのイメージが掲載。

Pen Online
Pen Magazine (@Pen_magazine) on Twitter

個人的には、”ネオドキュメンタリーの旗手、5人の力。”という特集が知らない写真家の活動も知ることが出来て面白かった。(*JR(フランス) *ミケル・ソボツキー(南アフリカ)*リチャード・モス(アイルランド) *マーティン・コラー(スロバキア)*ジュディ・スタークマン(アメリカ)が取り上げられていた)プロの編集の入っている雑誌はやはり読みやすいし、(タイアップは大人の寛大の気持ちで読み進め)隔月くらいで半分のボリュームでいいからこんな情報を伝えてくれる写真雑誌があったらいいのになぁ~。

Amazon.co.jp : Pen (ペン) 2011年 10/1号 [雑誌]
楽天ブックス : Pen (ペン) 2011年 10/1号 [雑誌]
7net : Pen(ペン) 2011年10月1日号
Pen (ペン) 2010年 10/1号 [雑誌]

IMPOSSIBLE - Project Space Tokyo * 荒木経惟「ブラックフレーム 遺影」
[youme.2010] 人は人 我は我なり されど仲よき哉日誌 マイケル・ソボツキーとギデオン・メンデル
JR - Artist
Mikhael Subotzky Archive
Richard Mosse | Photography
martinkollar.com
Agence VU - Martin Kollar
Judy Starkman

Amazon.co.jp : Martin Kollar: Nothing Special
Aperture 203: Summer 2011