クラフトワークが来日公演中。あるデトロイトのプロデューサーのトークかインタビューによると、ドイツのクラフトワークや日本のYMOの曲を、エレクトリファイン・モジョ (The Electrifying Mojo) というジャンルや国を飛び越えて奔放な選曲をすることで知られたデトロイトのラジオDJがよく番組でかけていて、それを聴いた若い音楽家が 「世界中ではこんな音楽がなっているのか」と思っていたのだそう。その後、レコードを手に入れてレコードのアルバムジャケットを見ると、白人や、東洋人だったことでまた驚いたと語っていた。このあたりの話は、野田努氏の著書 「ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ」が一音楽の話を越えて、文化の進化過程の考察として楽しく読める。
クラフトワークのテクノ・ディスコへの影響が顕著にみられるデトロイトのダンスミュージック。
ちなみに、その後デトロイトテクノの発展に寄与した重要な一人、デリックメイ(Rhythim Is Rhythim - Strings of Life )のところにイギリスグループ New Order のメンバーが話しを聞きに来たというのも興味深い話。
The Electrifying Mojo - Wikipedia, the free encyclopedia
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