5.20.2013

Henrik Purienne Purienne ファッション



American Apparel の広告イメージなどを撮っているファッションフォトグラファー。フィルムの135フォーマットの荒れと軟調さをうまくイメージに活かしていることに注目したい。劣化した70年代の写真のようにステイン(黄色)が浮いているようにカラーバランスを崩している工程はデジタル。

Henrik Purienne - MELT
http://purienne.com/
 
Amazon.co.jp : Purienne
American Apparel(アメリカンアパレル): Amazon.co.jp
FUJIFILM カラーネガフイルム フジカラー SUPERIA X-TRA 400 24枚撮り 5本パック 135 
写真の本質―スティーヴン・ショアー入門書

5.17.2013

Mamma Andersson Dog Days スウェーデンの画家



以前このブログでとりあげたスウェーデンの Jockum Nordström (ヨックム ノードストリューム) の妻で画家のMamma Anderssonの作品。ポストカードを頂いで知ったのだが、気になる絵。アクリルと油彩を使って描いている。モチーフは室内空間のものが多く、次にどこにでもいるような普通の人が集っている様子。この画家について新たに知ったことをここに追加していく。

スコットランドのPeter Doig などを連想する。

Mamma Andersson
Mamma Andersson » David Zwirner
Mamma Andersson | Galleri Magnus Karlsson
BOMB Magazine: Mamma Andersson by Christian Hawkey
Mamma Andersson / Andreas Eriksson, Stephen Friedman Gallery | The Arts Desk
Six of the best: Art | Visual arts reviews, news & interviews | The Arts Desk

p.a.r.k.: MICHAËL/MICHAEL BORREMANS ミヒャエル・ボレマンス 画家
Francis Alys フランシス アリス 展 東京都現代美術館 Tokyo Large Show

Amazon.co.jp : Mamma Andersson: Dog Days

Anni Leppälä ヘルシンキスクール

1981年生まれのフィンランドのアーティスト。フィンランドでNew Artist of the Year.を受賞。ポートレート、風景、室内、そこに置かれた物。主に少女が被写体としてでてくる。童話のような世界を写真で見せられると確かに不思議で、不吉な印象が残る。Foamなどヨーロッパを始め世界中で認知されてきているようだ。現在出版されている写真集はなく、Amazonでこの名前で検索してでてくるものはどうもWikipediaの内容をまとめたPDFファイルであるというレヴューがみられるので注意。

写真のイメージが指し示すもの(記憶や印象など)は作家の中にあって鑑賞者は同じ場所には立ち入ることができないものが、見る人によっては何か曖昧な印象を残すもの。日本の志賀理江子氏の作品の性質に近いようにも思える。

ちなみにヘルシンキスクールとあるが、何かアカデミックな学派や、表現としての傾向があるわけではなく フィンランドの作家をプロモーションするためのヘルシンキ芸術デザイン大学が発信するブランディングのひとつとして私は捉えている。


Anni Leppälä - BOOOOOOOM!
Anni Leppälä | FK
Foam Magazine | Anni Leppälä
Anni Leppälä
Helsinki School - Helsinki school frontpage
Hatje Cantz Verlag | The Helsinki School - Vol. 4, A Female View 
ヘルシンキ・スクール : PHOTOGRAPHY MATTERS : THE HELSINKI SCHOOL 
過去の展覧会|SHISEIDO GALLERY|資生堂

Amazon.co.jp ; 螺旋海岸 album
The Helsinki School: Young Photography Bu Taik

5.10.2013

The Electrifying Mojo デトロイトテクノとクラフトワーク





クラフトワークが来日公演中。あるデトロイトのプロデューサーのトークかインタビューによると、ドイツのクラフトワークや日本のYMOの曲を、エレクトリファイン・モジョ (The Electrifying Mojo) というジャンルや国を飛び越えて奔放な選曲をすることで知られたデトロイトのラジオDJがよく番組でかけていて、それを聴いた若い音楽家が 「世界中ではこんな音楽がなっているのか」と思っていたのだそう。その後、レコードを手に入れてレコードのアルバムジャケットを見ると、白人や、東洋人だったことでまた驚いたと語っていた。このあたりの話は、野田努氏の著書 「ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ」が一音楽の話を越えて、文化の進化過程の考察として楽しく読める。

クラフトワークのテクノ・ディスコへの影響が顕著にみられるデトロイトのダンスミュージック。
ちなみに、その後デトロイトテクノの発展に寄与した重要な一人、デリックメイ(Rhythim Is Rhythim - Strings of Life )のところにイギリスグループ New Order のメンバーが話しを聞きに来たというのも興味深い話。

The Electrifying Mojo - Wikipedia, the free encyclopedia
Detroit 2 Detroit - デトロイトテクノ ブログ -

Amazon.co.jp : Sharevari (Instrumental)  
Trans-Europe Express
ELEMENTS 1989-1990 (2013 REMASTERED VERSION) Psyche (a.k.a. Carl Craig)

Dem Young Sconies (Original)