8.08.2014

cretom クレトム 遮光スプリングシェード お勧め日よけ 車

写真撮影用のレフ板と同じ構造のフロントウィンドウの日よけ。たたむときは、レフ板を使ったことがある人には迷うことはないが、そうでない場合、意外と迷うそうだ。両手で端をもって、片手を半時計まわりに回してもう片方の手の内側に入れるイメージ。言葉で説明するのは難しい。吸盤で貼り付けないで、周囲のワイヤーのコシで掛けられるからサイズがあえば取り付け取り外しともに簡単。銀と黒の両面。黒は光を吸収するから、銀を外側にして使うのが正解だろう。

Amazon.co.jp : cretom [ クレトム ] 遮光スプリングシェードXL [ カラー ] シルバー/ブラック [ サイズ ] 1500×1000mm [ 品番 ] SA-107
cretom [ クレトム ] 遮光スプリングシェードL [ カラー ] シルバー/ブラック [ サイズ ] 1460×900mm [ 品番 ] SA-106

8.07.2014

刺した跡の残らない画鋲 +d ニンジャピン 15ヶ入り クリアー D-331-CL

日本の賃貸住宅の現状に即した日本でのみ必要とされる商品。今までなかったのが不思議なくらい。うちの画鋲はすべてNinja Pinに代わりました。

+d ニンジャピン 15ヶ入り クリアー D-331-CL

8.06.2014

Kenneth JOSEPHSON Conceptual Photography コンセプチュアル フォトグラフィ ケネス・ジョセフソン

コンセプチュアル・フォトグラフィはどのようなものを指しているのかといったときに、ある具体的なひとつの例として Kenneth JosephsonNew York State (1970) が挙げられるだろう。水平線に向けて掲げられた船の写真と、腕と手が見える白黒の写真だ。

あたかも大きな船が目の前の水平線に浮かんでいるかのように手は掲げられているが、当然ながらその船は写真である。鑑賞者の頭の中で、船の写真が掲げられているが、船は浮かんでいないという当たり前の認知の処理を行う。船の写真を水平線に向けて掲げられた腕の写真、これが写真に撮られた現実(B)である。

ここで制作者が写真を使って見せようとしているのは、紛れもなくその実際に起こった現実(B)ではなくあるアイデア(A)である。 この写真を用いて伝えようとするアイデアとは、写真の中の現実(A)である。その現実(A)実際に起こった現実の出来事(B)ではなく、制作者が計画して、構成して作った作品(A)である。

写真に写されたものは、実際に起こった出来事(B)であれ、綿密に計画して作られたもの(A)であれそれを現実と呼ぶ。

回りくどい表現になったが、一枚の写真が鑑賞者の頭の中でいくつかの認知の修整の段階を経て、それはさらに写真というメディアの性質(機能)について考えと誘う。

勿論あえて複雑に考えなくても、この写真にはユーモアがあり、これが無ければそれほど語られる写真にはなっていなかったようにも思える。

ちなみにこのKenneth Josephson は、石元泰博氏と同じようにシカゴのArt Institute of Chicagoでハリー・キャラハンやアーロン・シスキンドに教わったのだそうだ。

ところで、この船の写真を持った人は、アーティスト本人の手だろうか?それともある曇りの日に写真家がどこか海岸線の展望台にいったときに出会った、船のポストカードを水平線に向けて掲げた人を写真に撮っていたらどうだろうか... 

シンプルに構成された写真、そしてそのイメージについて説明されないとき、写真は饒舌になるが、 たいして自らについては説明していない。

Kenneth Josephson - Wikipedia, the free encyclopedia 
Kenneth JOSEPHSON - Gitterman Gallery 
日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ/杉浦邦恵オーラル・ヒストリー 
noboofs: i love kenneth josephson. his work is... • Ishi no Hana log

ちなみにベストセラーとなっている妄撮というフェティッシュ写真のアイデアも、 Kenneth JOSEPHSONが70年代に試みており、写真が鑑賞されるコンテクストが芸術とグラビアとで違っても、写真のもつ機能については変わらないことを示しており興味深い。

Photographic Emulation: (写真を学ぶ学生のImages Within Imagesを元にした分析と実践)

Amazon.co.jp : Kenneth Josephson: A Retrospective
写真の本質―スティーヴン・ショアー入門書
The Nature of Photographs: A Primer 
写真ノート
Art and Photography (Themes & Movements) 

Canadian Photographer Lynne Cohen 1944 - 2014




カナダの写真家 Lynne Cohen が今年の五月に亡くなっている。主な作品としてリビングや公共の場所、軍事施設などの室内を8X10の大型カメラで撮影したものが有名だ。たとえば”実験室”と聞いたときに想像する様子はさまざまな形を撮るが撮影され並置されたものを見ると、その現実の形の様子を改めてみると、美学的な意図をされないものの形態のありようがいかに面白いことに気づかされる。彼女が元々彫刻家であったことによる関心によって、これらの作品が残された。

“I started out probing the boundaries between the found and the constructed, the absurd and the deadly serious, the animate and the inert and I’ve been producing them ever since.”
Lynne Cohen 1944-2014: Artist's eyes were wide open

| women in photography | lynne cohen
Canadian Photographer Lynne Cohen Dies at 69 - Canadian Art
:: Lynne Cohen ::

Arnold Kramer(他の写真家で同じくインテリア - 内観を撮っている) 
Susan Ressler (同様に)

Amazon.co.jp : No Man's Land: The Photography of Lynne Cohen
Lynne Cohen: Occupied Territory
Lynne Cohen: Lost and Found : L'Endroit Du Decor
Philip Glass: n.1 Moderate (Metamorphosis - 1988)