撮影する写真データの数が増えると、キヤノン純正のソフトウェア Digital Photo Professional(DPP)では追いつかなくなり、フォトショップについているAdobe Bridge(またはLightroom)が便利なものになってきて、カメラRAWファイルはAdobe Bridgeで展開、セレクトし、フォトショップに展開して編集というフォトショップだけで完結するワークフローが可能になりました。
ところがキヤノンの例えば5DMK2は、フォトショップCS3(CS2)でRAWファイルが開くことができなくなった。調べてみるとフォトショップCS3(CS2)のRAWファイル変換モジュール(Adobe Camera Raw -"ACR")が、5Dmk2が生成するRAWファイルに対応していないので展開は不可能という結論。
その対処方法
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１：CameraRAWプラグインをアップグレード
(Photoshopを無償サポートの範囲内であげられるだけ更新しておく)
例えばニコンのD5100を例にとると、 Camera Raw 対応バージョンは6.4 対応Adobe製品はPhotoshop CS5 Photoshop Elements 9 など。D3SならばCamera RAWのバージョンをデフォルトのものからアップグレードすることでPhotoshop CS4やPhotoshop Elements 6/8 7（Windows）までは対応しています。 使っているソフトのアップロードできる限界を超えた場合には、アップロードではすまなくなってそれぞれPhotoshop/Photoshop Elements自体をアップグレード（版の購入を）する必要があります。
Camera Raw サポート対象カメラ機種一覧
カメラ機種対応表（Camera Raw）Camera Raw および DNG Converter アップデートダウンロードページ
Windows
Macintosh
２．比較的安価な画像処理ソフトの導入
（Photoshopを買いなおしたり、アップグレード版より更に安くて最低限必要なことができる）
一長一短はありますが、どれもよくできているソフトウェア。ニコンを使っている場合にはCapture NXが優れたソフトで評判も高いそうです。Lightroomは大量のデータの管理に優れていて、Apertureは細かい画像処理もしやすいソフト。
SILKYPIX Developer Studio PRO
Adobe Photoshop Lightroom 3.0 Windows/Macintosh版 【特別提供版】
Adobe Photoshop Elements 9 日本語版 Windows/Macintosh版
Aperture 3
Capture NX 2
３．純正のソフトウェアの利用、あるいはフリーウェアの利用
（RAWでそれほど撮らないのであればこれが一番安上がり）
純正は自社のカメラでテストしているので仕上がりはいいようですが、特にキヤノンのものはオマケ程度で操作性はもうひとつ。ニコンのViewNX 2は使ったことがないのですが、ソフト開発関連の人に聞いた話によるとよくできているそうです。ただ MacintoshであればMac App Storeで画像処理ソフトApertureが6,900円Lightroomも随分安くなって他のソフトからの乗り換えであれば1万円台なのでなんらかのソフトを導入したほうがデジタル写真を扱うのも楽しいものになるだろうと思います。
できるだけわかりやすく書こうと努めましたが、まだ読みにくいのでいずれもっとわかりやすく書き直そうと思います。
Digital Negative(DNG）
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