2011年4月21日に発売されたニコンのデジタル一眼レフカメラ。
発売早々買った知人のテスト撮影に立ち会って、日中晴天の屋外と室内同時に写しこんだ写真のデータをパソコンの画面で見てみると、デジカメによくあるエッジがトゲトゲしていないフィルムの質感に近い描写。暗部のディテールも残っていて、ノイズも少なく感動しました。
デジカメを導入する前にはニコンのフィルムカメラをずっと使っていたのですが、解像度やスペックの点でC社はタイミングよく解像度で優位にあるデジカメを発売していたので早々とC社のカメラに乗り換えました。
一眼デジタルの場合、レンズやアクセサリーを揃え、また操作性も各社で違う為なかなか他のメーカーに買い換えるということは難しいです。そのため自分の使っているメーカー以外のデジカメの情報には初めから関心を向けていなかったのですが、このデジカメの画像はなかなかよかった。
このD5100は現行品では下から二番目の商品区分ということでキヤノンでいうKiss X5にあたるもの。では他に試しに使ってみるとしてどんな選択肢があるかというとD7000(2010年10月発売)となるが、画素数が16.2メガピクセルということで十分ながらも少し心もとない。相変わらず丁寧に作っているのかニコンは選択肢は少ないようです。
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発売されたばかりのD5100は16.9メガピクセルで発売当初の市場価格が7万円台。これは試しに使ってみるにはいいタイミングかも。
D5100 | ニコンイメージング
ニコンD5100 - デジカメWatch
私たち消費者は一台のカメラを買うのも本気なのに、国内のメディアは(やむ得ないとはいえ)メーカーへの配慮があって、レビューが当たり障りのないもので参考にならず。いつも買ったあとに気づくことも多いです。そこで数年前から海外のレビューサイトを参考にしています。
Imaging Resource:Nikon D5100
DXOMark(海外のレビューサイト):All tested sensors
なかなか高い評価。
ページの下のほうにある執拗な画像クオリティの実写サンプルを見ても、ディテールが残りコントラストもほどほどに抑えたいい画像であることがわかります。Canon T3iはKiss X5にあたるものですが、こちらはディテールは甘いですが、メリハリの利いた画像。フォトショップなど画像処理ソフトを使うのであれば、ニコンのデータの方が諧調が残っている分理想的なデータ、キヤノンのカメラであれば撮りっぱなしでもよく見えるようにチューニングされていることがわかります。
ニコンのD5100とD7000の比較を同じレンズ、同じ被写体でテストした結果、同じセンサーを使っているため差がでないのが面白いです。ニコンのレンズは高いので出費が痛いのですが、総合的に考えてD5100を買ってどの程度使えるのか、試してみたいと思っています。
以上、このブログでは珍しくも、カメラについての雑感トピックでした。動画のサンプルが早くもYoutubeにあがっていました。
楽天市場:Nikon[ニコン] D5100 ボディ
Nikon[ニコン] D5100 18-55 VR レンズキット
*外部ストロボ用のシンクロターミナルがついているのが、D300S、D700、D3S、D3Xの4機種。
まだまだデジカメは黎明期、どのメーカーにも頑張って欲しいです。
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