元々アメリカで一部の会員向け(年会費7,500ドル)に開催されていたレクチャー。そのTEDがネットで配信され手軽にみることができるようになり知名度があがり、さらに ”広めるべきアイディアを共有する場(ideas worth spreading)”というコンセプトを継承し、運営はTEDから離れ、小規模ながらニッチな内容のトークショーTEDxが大きな流れとなりはじめている。地域おこしの例として、1億円の金塊(切実であっても見学した人がなにも得ることができないアイデア)の展示や、B級グルメ、ゆるキャラなどが思いつくが、このような人がもっているかけがえの無い知識を共有するコンフェレンスというのは安上がりだし、なによりより大きな価値を生むきっかけになるのではないだろうか。上の動画はBrick Lane(南ロンドンのある地域)Bristol(イギリスの人口40万人ほどの地方都市)での音楽についてのトークの様子。
東京や、京都でTEDxは開催されたが、もっと小さなコミュニティ、科学や教育、テクノロジーなどアカデミックなジャンルだけでなく、例えば新宿の自主写真ギャラリーなどによるTEDxShinjyuku や大阪のノイズシーンTEDxNambaなどはどうだろうか。場所と、撮影と録音機材と、知恵と経験を持ったスピーカーがいれば始められる。
余談だが、イギリスのBristolの訛り「かつては"a"で終わる単語のほとんどでうしろに"l"を続けて発音していた。現在ではほとんど聞かれなくなったが、いまなおイギリス人には、ブリストルは、"idea"(観念)を"ideal"(理想)に変えることのできる唯一の街として知られている。」(Wikipedia)そうだ。
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