ラベル 写真 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 写真 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

3.18.2010

第2回写真「1_WALL」展出品者6名 (元ひとつぼ展)3月23日から公開最終審査

次世代の写真界の新鋭を発掘する第2回写真「1_WALL」展
会期:2010年3月23日(火)~ 4月15日(木)
場所:銀座ガーディアン・ガーデン

滝沢広 HIROSHI TAKIZAWA
1983年生まれ。
中井菜央 NAO NAKAI
1978年生まれ。日本写真芸術専門学校卒業
ボン靖二 BON YASUZI
1983年生まれ。京都教育大学美術科卒業、創造社デザイン専門学校在学中
三野新 ARATA MINO
1987年生まれ。映画美学校ドキュメンタリー初等科修了、
早稲田大学文学部演劇映像コース演劇科在学中
横田大輔 DAISUKE YOKOTA
1983年生まれ。日本写真芸術専門学校卒業
吉田和生 KAZUO YOSHIDA
1982年生まれ。滋賀県立大学人間文化学部生活文化学科卒業
*作家のウェブのリンクははっきり本人だと特定できるもののみ貼っています

審査員
菊地敦己(アートディレクター)
鈴木理策(写真家)
竹内万里子(写真評論家)
野口里佳(写真作家)
町口覚(アートディレクター) *五十音順・敬称略

2.02.2010

ブロニスワフ・ピウスツキ(Bronisław Piłsudski) アイヌ研究


(C)Bronisław Piłsudski/Smithsonian National Museum of Natural History, National Anthropological Archives/via;The Bigger Picture

Smithsonianが持っている写真を調べていて、この写真との出会いから始まるのですが、写真に写っている左の人が印象的な目をしている。今からちょうど101年前の写真。撮影者の記載を見てみると”Bronislaw”...

現在のリトアニア・ヴィリニュス近郊で生まれたブロニスワフ・ピウスツキという樺太アイヌ、ギリャーク、オロッコの調査、音声の収集をしていた男の撮影。あとはWikipediaに語ってもらいましょう。

Wikipedia:ブロニスワフ・ピウスツキ
Bronisław Piłsudski

元々は政治犯として樺太に流刑されてきて、民俗学者と出会い、十数年樺太に滞在、二葉亭四迷、大隈重信などと交流もあり、最期はパリのセーヌ川に飛び込み自殺。

10.30.2009

ファッション写真のスクラップ本 - The Impossible Image (Phaidon) デジタルの表現

(C)Phaidon

Inez van Lamsweerde, Nick Knightなどデジタルをいち早く仕事の写真に取り入れたフォトグラファーの仕事集。絶版。たまに安い古書がマーケットプレースにでていることがあります。

Amazon.co.jp : The Impossible Image
Image Impossible

Candida Hoefer"Bibliotheken. Mit einem Essay von Umberto Eco"図書館の写真集


(C)Schirmer /Mosel Verlag Gm; Sonderausgabe

ドイツの歴史的にも重要な写真家ベッヒャー夫妻の教え子(ベッヒャーシューレと呼ばれる)の一人、カンディダ・ヘーファーの図書館を大型カメラで精緻に撮影した写真集"Bibliotheken. Mit einem Essay von Umberto Eco"

RENA BRANSTEN
artnet

10.09.2009

森山大道(daido moriyama) 「にっぽん劇場―1965-1970」「何かへの旅」刊行トークショー

(C)月曜社

大活躍で続々旧作が復刻されている森山大道さんの写真集『にっぽん劇場―1965-1970』『何かへの旅―1971-1974』の刊行に絡んで青山ブックセンターでトークショー(要予約

■2009年11月1日(日)13:00~15:00(開場12:30~)
■会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山

関連情報:心斎橋アセンス

9.22.2009

Overwhelming Jacob Holdt's America: Faith, Hope and Love ヤコブ・ホールト

カナダから南米、そしてアメリカにヒッチハイクで入ったデンマーク人のある男が、たった30ドルのカメラで15,000枚以上もの写真を残した話..

アメリカに入国してすぐにアメリカ人に魅せられるものの、その二日目3人の黒人に強盗にあう。なぜこのような怒りや痛みがアメリカの路上にはあるのか、そんなことに関心を持つようになる。

そして彼はそんな状況を注意深く見ていてあることに気づく。黒人に接するときに、たいていの白人が出会ったときに見せる恐怖感、それは”おまえは悪い奴だ””おまえを怖がるには理由がある”といったメッセージを無意識に表情や身振りで発しているというもの。犯罪者は自分達自身を”悪い”ものと自己認識するようになる。白人が黒人に見せる差別的な反応(ボディランゲージ)は犯罪者の自分自身に対する憎しみを火を注ぎ、犯罪を犯すに至る。

次第にゲットーに住む黒人とも友達になると、自分の黒人に対して見せる反応(ボディーランゲージ)が変わり始める。”おまえはいい奴だ””おまえを信用するには理由がある”その後1972年から現在まで(これが書かれた当時は2007年)一度も犯罪に遭うことがなかった。(How I made my pictures:A non-violent approach to photography by Jacob Holdtより)

そんな非暴力的なコミュニケーションを通して、差別にあっている黒人、殺人犯やKKKの家族と接して撮られ日常の写真が以下のリンクにある写真だ。

American Pictures

シンプルな情熱によって撮られた写真。美しい色や構図、解像度の高さなど関係ないところでただただ伝えたいと思う気持ちを長年にわたって持続すること、そんなことに圧倒される彼自身の人生と写真。

Amazon.co.jp : Jacob Holdt's America: Faith, Hope & Love
Jacob Holdt: United States 1970-1975
American Pictures: A Personal Journey Through the American Underclass