5.25.2010
現代写真論 (晶文社) シャーロット・コットン (著) Charlotte Cotton コンテンポラリーアートとしての写真のゆくえ
The Photograph As Contemporary Art (World of Art)の表紙が代わって翻訳がでました。著者のCharlotte Cottonは錚々たる経験を積んできている著名なキューレター。Nick KnightのSHOWstudioにプロフィールがあります。LACMAで二年間キューレターとして重要な役割を担い、現在はロンドンに戻ってNational Media Museumに在籍。ロンドンのThe Photographers' Gallery, the Victoria and Albert Museum(V&A)という重要な美術館、ギャラリーにおいて重要な展示を担当しています。他にファッションフォトグラフの著作が他に数冊。ギィ・ブルダン、一番右側のケイトモスの表紙のものはコリーヌ・デイという写真家のファッションフォトの歴史にとってとても重要な写真。『現代写真論』は評論というよりは、写真というメディアを使って表現活動を行っているアーティストをおおまかな便宜上の分類に従って紹介するもので、多くの作家を紹介していること、分類がそもそも難しいこともあって散漫な印象も受けますが、アートフォトとはどういうものかの概要を掴むには最適な本だといえます。
Übungsplatz〔練習場〕;Charlotte Cotton "The Photograph As Contemporary Art" (Thames & Hudson)
Los Angels Times:LACMA photo curator Charlotte Cotton returns to England
Amazon.co.jp : 現代写真論
写真は魔術: アート・フォトグラフィーの未来形
The Photograph As Contemporary Art (World of Art)
写真空間〈3〉特集 レクチャー写真論!
Imperfect Beauty
写真の歴史 (「知の再発見」双書) クエンティン バジャック
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5.24.2010
New York Photo Festival 2010 ニューヨーク フォトフェスティバル
(C)Power House Books
2007年にはじまったNYPHも3年目を迎えました。
以下New York Photo Awardsをちょっと拝見。
Interim Award #1:Samantha Goldfien
Interim Award #2:Ashley Gilbertson
Interim Award #3:BAPTISTE LIGNEL & JOHNNY MILLER
といっても賞が最も重要というわけではなく、フェスティバルですから、そのほかにもルー・リードがキュレーションしたスライドショウや3D(セカンドライフのように)でフェスを疑似体験、アーカイブを楽しく見ることができる工夫がされていたり、写真の様々なブログ(日本でもよく知られたamerican suburb Xなど)のリストもあったり、前年までのNYPHの記録などなど、オフィシャルサイト内の情報はかなりの量です。
Hidden Books, Hidden Stories: A Slideshow curated by Lou Reed
お金も人材も政治も握っているアメリカはここでも徹底的にやっていて、日本もあらゆる事情を度外視して結束して同じ規模のもの...とはさすがに難しいですが、ここから写真は投資すればいよいよお金になる、”The Future of Contemporary Photography”とあるようにヴィンテージだけでなく”Contemporary”な写真も儲かるものとなってきたということは見て取れます。
アーティストはあらゆることを度外視し自分の内面の声に耳を傾け制作し、売る側のギャラリーはアーティストに応えよりよく売ることに専念できる環境を共同でインフラとして構築し市場を活性化させるという、きれいごとではないのですが、不動産ディーラーが、アートのコレクションをディーリングしていることが頻繁にあると聞くように、それはともに近い文法なのかもしれません。
http://www.nyphotofestival.com/site/
http://en.wikipedia.org/wiki/New_York_Photo_Festival
日本の場合は、名だたるカメラメーカーを多く抱えているため、写真を取り巻く環境はカメラを売るために雑誌があり、フェアがあり、写真愛好者を抱えてきましたが、アウトプットされた写真達は、大きな収益をあげるものとして成長しつつあるようです。
2007年にはじまったNYPHも3年目を迎えました。
以下New York Photo Awardsをちょっと拝見。
Interim Award #1:Samantha Goldfien
Interim Award #2:Ashley Gilbertson
Interim Award #3:BAPTISTE LIGNEL & JOHNNY MILLER
といっても賞が最も重要というわけではなく、フェスティバルですから、そのほかにもルー・リードがキュレーションしたスライドショウや3D(セカンドライフのように)でフェスを疑似体験、アーカイブを楽しく見ることができる工夫がされていたり、写真の様々なブログ(日本でもよく知られたamerican suburb Xなど)のリストもあったり、前年までのNYPHの記録などなど、オフィシャルサイト内の情報はかなりの量です。
Hidden Books, Hidden Stories: A Slideshow curated by Lou Reed
お金も人材も政治も握っているアメリカはここでも徹底的にやっていて、日本もあらゆる事情を度外視して結束して同じ規模のもの...とはさすがに難しいですが、ここから写真は投資すればいよいよお金になる、”The Future of Contemporary Photography”とあるようにヴィンテージだけでなく”Contemporary”な写真も儲かるものとなってきたということは見て取れます。
アーティストはあらゆることを度外視し自分の内面の声に耳を傾け制作し、売る側のギャラリーはアーティストに応えよりよく売ることに専念できる環境を共同でインフラとして構築し市場を活性化させるという、きれいごとではないのですが、不動産ディーラーが、アートのコレクションをディーリングしていることが頻繁にあると聞くように、それはともに近い文法なのかもしれません。
http://www.nyphotofestival.com/site/
http://en.wikipedia.org/wiki/New_York_Photo_Festival
日本の場合は、名だたるカメラメーカーを多く抱えているため、写真を取り巻く環境はカメラを売るために雑誌があり、フェアがあり、写真愛好者を抱えてきましたが、アウトプットされた写真達は、大きな収益をあげるものとして成長しつつあるようです。
Foals フォールズ Total Life Forever イギリス人のロック
Foals - This Orient (Youtube)
ブロックパーティーの初期のように聴こえますが、いかにもイギリスのロックミュージックの遺産を継承しているバンドといったところ。日本と同じくらいの国土、人口は日本の半分くらいの国なのに次々出てくるなぁと思います。
ukadapta:Foalsインタビュー
http://en.wikipedia.org/wiki/Foals
http://www.myspace.com/foals
Amazon.co.jp : Antidotes (Dig)
Total Life Forever
Bloc Party - Silent Alarm
Gang of Four - Entertainment
5.23.2010
eneloop スティックブースター KBC-D1AS エネループ 電池
(C)三洋電機
iPhoneの充電に携帯できるエネループの充電器KBC-L2ASを以前ブログでも紹介して、自分でもそれを買ったのですが、もっと安くて小さいものが発売され、友人が使っていたので備忘録を。
このスティック上のUSB接続がついている充電器のいいところは、中にいれて使用する充電電池(単3)を入れ替えることができること。
KBC-L2ASだと電池は取り換えできず、本体自体をAC出力(コンセント)で充電しなくてはなりません。十分便利で活躍もしてくれていて満足もしているのですが、価格が高いこと、また1500回以上使って充電池の能力が衰えてくると使い捨てになってしまう心配があります。
このスティック上のKBC-D1ASであれば電池を取り外しできるのでずっと使うことができて経済的です。iPhone4にはKBC-D1BSが使用可能。
iPhoneの充電に携帯できるエネループの充電器KBC-L2ASを以前ブログでも紹介して、自分でもそれを買ったのですが、もっと安くて小さいものが発売され、友人が使っていたので備忘録を。
このスティック上のUSB接続がついている充電器のいいところは、中にいれて使用する充電電池(単3)を入れ替えることができること。
KBC-L2ASだと電池は取り換えできず、本体自体をAC出力(コンセント)で充電しなくてはなりません。十分便利で活躍もしてくれていて満足もしているのですが、価格が高いこと、また1500回以上使って充電池の能力が衰えてくると使い捨てになってしまう心配があります。
このスティック上のKBC-D1ASであれば電池を取り外しできるのでずっと使うことができて経済的です。iPhone4にはKBC-D1BSが使用可能。
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