(C)Metal Magazine
ファッション、デザイン、映画、音楽など網羅したスペインのカルチャー誌。
ニックケイブ(Nick Cave)は、日本ではなかなかファッション雑誌のウェブサイトのトップページには来ないですね。
ところで上の方にあるバナーに"Digital Harinezumi-La Camera Japonesa"とデジタルハリネズミの広告があります。
(C)superheadz
元々トイカメラの先駆的者としてロモ「LC-A」がウィーンでブームになり、日本に入ってくるとさらに大人気。デジカメの時代になるとトイカメラはトイデジとなって、初めは海外から輸入されていたイカれたカメラは、日本の消費者の要求の高さに応えるものになるべくほどほどに改良。そしてデジタルハリネズミなどのトイデジカメとなってクールにスペインで売られています。
日本のエンジニアの能力の高さはもちろんのこと、消費者がより新しい技術で品質の高い製品を欲していることも日本の製品(企画、または生産)の質の高さの要因のひとつになっています。
ただし、これまでずっと製造メーカーが、日本の市場で売れれば世界中どこにもっていっても通用すると基準を日本にだけにあわせてやってきたことが、日本のメーカーの売り上げの低迷に繋がっているそう。我々消費者にしてみれば、質の高いいい商品を簡単に手に入れることができるのはとても恵まれてもいます。
9.06.2010
3.11.2010
Chema Madoz Photobolsillo チェマ・マドス写真集
スペインの写真家 Chema Madoz の作品。コンセプチュアルではなく、ひと目でわかるような視覚的トリックと、ユーモアがある写真を制作する写真家。
作家のサイトでそれらの作品を見ることができます。日常のありふれた”モノ”の一部を、さり気なく、自然に元々そうあったかのように、入れ替えたり、配置する場所を変えたり、並べるなどすることで生まれる新鮮な組み合わせは、視覚を通して人間の無意識を刺激しうる、というアイデアをこれらの写真から見ることができます。実際に存在しうるものを使っているからこそ、イメージの強度が失われず、またイメージ像だけで目的を持たないモノたちは、それらが存在する意味を説明しないからこそ、常に謎めいているように鑑賞者の目にうつります。
Chema Madoz Photography | 25th Century
GIGAZINE : 日用品でクリエイティブなイメージを作る写真家「Chema Madoz」
Amazon.co.jp : Amazon:Chema Madoz: Photobolsillo
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