9.24.2009

薔薇水(ローズウォーター)とモロッコのRose Valley

今回も写真から離れた話題です。

今日聞いた話で、ローズウォーターという薔薇を蒸留した水があって、香水をつけることができない職場、例えばキャビンアテンダントなどがそれを香水の代わりにつけているといいます。

モロッコに行ったときに、マラケッシュからザゴラに向かう途中で”L'Eau De Rose"と書かれた看板、日本の国道沿いでナシや桃の直売所のように薔薇水を売っている集落があったことを思い出しました。

ここに他の使い方が書いてありました。一般的には化粧水や、ローションとして使われるようですが、なにか飲めるタイプのものもあった気がします。

9.22.2009

Overwhelming Jacob Holdt's America: Faith, Hope and Love ヤコブ・ホールト

カナダから南米、そしてアメリカにヒッチハイクで入ったデンマーク人のある男が、たった30ドルのカメラで15,000枚以上もの写真を残した話..

アメリカに入国してすぐにアメリカ人に魅せられるものの、その二日目3人の黒人に強盗にあう。なぜこのような怒りや痛みがアメリカの路上にはあるのか、そんなことに関心を持つようになる。

そして彼はそんな状況を注意深く見ていてあることに気づく。黒人に接するときに、たいていの白人が出会ったときに見せる恐怖感、それは”おまえは悪い奴だ””おまえを怖がるには理由がある”といったメッセージを無意識に表情や身振りで発しているというもの。犯罪者は自分達自身を”悪い”ものと自己認識するようになる。白人が黒人に見せる差別的な反応(ボディランゲージ)は犯罪者の自分自身に対する憎しみを火を注ぎ、犯罪を犯すに至る。

次第にゲットーに住む黒人とも友達になると、自分の黒人に対して見せる反応(ボディーランゲージ)が変わり始める。”おまえはいい奴だ””おまえを信用するには理由がある”その後1972年から現在まで(これが書かれた当時は2007年)一度も犯罪に遭うことがなかった。(How I made my pictures:A non-violent approach to photography by Jacob Holdtより)

そんな非暴力的なコミュニケーションを通して、差別にあっている黒人、殺人犯やKKKの家族と接して撮られ日常の写真が以下のリンクにある写真だ。

American Pictures

シンプルな情熱によって撮られた写真。美しい色や構図、解像度の高さなど関係ないところでただただ伝えたいと思う気持ちを長年にわたって持続すること、そんなことに圧倒される彼自身の人生と写真。

Amazon.co.jp : Jacob Holdt's America: Faith, Hope & Love
Jacob Holdt: United States 1970-1975
American Pictures: A Personal Journey Through the American Underclass

9.18.2009

CRYSTAL KAYの”ETERNAL MEMORIES”



大人気の歌手、韓国とアメリカの血を受け継いだCRYSTAL KAY。普段一部の邦楽の枠を飛び越えたBoredomsやCorneliusやYMO以外は、邦楽を聴くことはありませんが、さっきラジオでかかっていたこの曲”Eternal Memories”がとてもよかったので紹介します。



こちらがスタジオ録音の方。よいです。リズムは違いますが、ちょっとまえにここで紹介したZERO7のような音作りに近い気もします。

9.16.2009

Zero7 New Long Player ”YEAH GHOST” 28th Sep

(C)Zero7/Atlantic

"Destiny"のスマッシュヒットで音楽を確立して世界中で注目を浴びるイギリスのグループZero7の新譜”Yeah Ghost”が9月28日にリリースされます。

Gilles PetersonのWorldwideでアルバムから"The Road"をかけていましたが、また注目を集めることでしょう。



Zero7 Official Site
Myspace - Zero7