写真を見るとすぐにこの写真がなにを示しているのか読み取れるかと思います。
Behance Network:Alison by Jack Radcliffe
この父と娘の長期プロジェクトを成立させているのは、同じトーンで写真がとられていること撮られていることによって画面の中に写っている娘の微妙な変化に鑑賞者の集中力を持続させる。
アングル、光の当たり方(多くはストロボを用いたもの)、レンズの画角から判断して、これは非演出ではなく、娘の成長過程で起こる出来事や感情の動きを象徴するイメージを「セットアップ」していると考えられる。
では、逆にこれらはセットアップしていない自然な様子を撮影したスナップ写真としてもう一度これらの写真をみてみよう。常にカメラを準備して、毎日毎日、娘の写真を撮り続けてこれらの写真を得ることができるだろう。
つまり、もはや「セットアップ(演出)した」「しない」が写真にとって重要な要因ではなく、「写真は嘘をつく」ことを誰もが知っていることを前提に ”写真が何を語りだすか””写真に何を語らせるか” について優れた作品といえる。
3.22.2010
ポアンカレ予想・100年の格闘 ~数学者はキノコ狩りの夢を見る~
産経新聞:「ポアンカレ予想」は解決 露の“隠遁数学者”に注目集まる
2002年にペレリマン氏が予想を証明したとする論文をインターネット上に公表したことは、これまで数学雑誌での発表が決まった発表の決まった方法だったのに対して、斬新だったと聞いています。
数学に詳しく噛み砕いて説明するのがうまい友人に、ペレリマンのことや、ポアンカレ予想の命題がどういうものかだいぶまえに聞いた記憶はあって(全く理解はできなかったのですが)数学者ですらペレリマンの証明を理解できなかったと聞いていました。それが8年という時間をかけてペレリマンの証明が正しいことを証明したというのが、このニュースのようです。
雑学的に当時参照した本をここに掲載しておきます。
NHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影
ようやくNHKで放送されたわかりやすかったドキュメンタリも発売されるようです。
ポアンカレ予想・100年の格闘 ~数学者はキノコ狩りの夢を見る~ [DVD]
タルコフスキーのストーカー ではないが、なにかまだ地球上には希望(科学や数学の発展に限定したものではなく、それこそ小学生の時に繰り返し逆上がりを練習している時)のようなものが存在するのではないかと、証明も命題も理解していない頭で思った。
2002年にペレリマン氏が予想を証明したとする論文をインターネット上に公表したことは、これまで数学雑誌での発表が決まった発表の決まった方法だったのに対して、斬新だったと聞いています。
数学に詳しく噛み砕いて説明するのがうまい友人に、ペレリマンのことや、ポアンカレ予想の命題がどういうものかだいぶまえに聞いた記憶はあって(全く理解はできなかったのですが)数学者ですらペレリマンの証明を理解できなかったと聞いていました。それが8年という時間をかけてペレリマンの証明が正しいことを証明したというのが、このニュースのようです。
雑学的に当時参照した本をここに掲載しておきます。
NHKスペシャル 100年の難問はなぜ解けたのか―天才数学者の光と影
ようやくNHKで放送されたわかりやすかったドキュメンタリも発売されるようです。
ポアンカレ予想・100年の格闘 ~数学者はキノコ狩りの夢を見る~ [DVD]
タルコフスキーのストーカー ではないが、なにかまだ地球上には希望(科学や数学の発展に限定したものではなく、それこそ小学生の時に繰り返し逆上がりを練習している時)のようなものが存在するのではないかと、証明も命題も理解していない頭で思った。
Phaidon 55 手軽に名作が楽しめる写真の普及版ペーパーバックシリーズ
写真に興味をもった初めの頃に良く買っていた小さいけど安くて、写真史に必ず出てくるような写真家の写真を手軽に楽しめるペーパーバック・シリーズPhaidon 55
まだプレミア価格にならずに買えるものもいくつかあるようです。元々USD$9.95だから千円以上では買うことは薦めません。
ただでさえ再版のない日本の写真家の作品についても、ずっとこのようなシリーズがでない待っているんですが、色々難しいんでしょうか。
まだプレミア価格にならずに買えるものもいくつかあるようです。元々USD$9.95だから千円以上では買うことは薦めません。
ただでさえ再版のない日本の写真家の作品についても、ずっとこのようなシリーズがでない待っているんですが、色々難しいんでしょうか。
Josef Sudek, Prag 1967 by Timm Rautert ヨゼフ・スデクの撮影風景
写真集の中身はこんな感じ。
Josef Sudek, Prag 1967 by Timm Rautert
まず最初にわかるのが、大型のカメラを持ち歩いて撮影する初老の男の姿の写真集であること。説明を読むと、Timm Rautert という男が1967年の春にSudek を訪ねて撮影した写真をまとめた本であることが次にわかりました。
Amazon.co.jp : Josef Sudek, Prag 1967
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