11.28.2009

写真集新刊から - 鎌鼬(普及版) 細江英公, 大辻清司の写真―出会いとコラボレーション



鎌鼬(普及版)
舞踏家・土方巽はやっぱりとんでもなく異質で唯一の存在であることを再確認。そんな人間に出会いたかったと軽々しく言えない、鎌鼬(かまいたち)そのものの存在。普及版になってやっと書店で買えるようになりました。一枚代表的な写真、稲かなにかを干す台の上に乗って周囲をうかがっている写真が横位置(本を時計周りに回転しなきゃならない)なのが残念とはいえ、やはりこれは欲しい一冊。



大辻清司の写真―出会いとコラボレーション
これまたその功績の大きさに比して図録や資料がこれまで手に入りにくかった大辻氏と写真の研究。初めて見る図録も多く充実の内容。高梨豊さん、島尾伸三さん、牛腸茂雄さん、畠山直哉さんと写真に向けてのアプローチが様々ながら日本を代表する写真家を多く大辻さんのところから巣だっていったのも合点のいくところである。

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