(C)Yale University Press
アイダホ州の深く入った田舎(Garden Valley, Idaho)に住み、独学で試行錯誤しながら作ったものが亡くなったのち30年ほどあとに美大生の甥によって発見されたJames Castleの作品。ネットを頼りに作品の画像を探すと、ドローイングあり、文字(タイポグラフィ)だけで画面を組んだ作品、ダンボールなど身近にあるものを組み上げて作った立体造形、アッセンブラージュといえるもの、本そのものが作品である私家版の本など色んなスタイルが混在しつつも、彼のものによるというのがひと目でわかる。
産まれながらにして耳が不自由で音をきくことができなかったが、食品の空き箱に、インクに煤(すす)混ぜてつくった顔料で室内や風景、動物など身近な物を描き続けた。
"アートの世界について知らなかったにも関わらず、彼は20世紀の芸術の進展と並走して作品を制作した" とWikipediaの解説にもあるが、ドローイングや絵画の本質を誰かに教えられるわけでもなく、自ら制作することでそこへの到達を成し得たといえる。
James Castle | Greg Kucera Gallery | Seattle
Meanders.: james castle.
Artnews.org: James Castle at Karsten Greve Paris
Boise Art Museum - Specimen PreTour
James Charles Castle - Wikipedia, the free encyclopedia
James Castle
James Castle on artnet
James Castle: Portrait of an Artist - YouTube
Amazon.co.jp : James Castle: A Retrospective (Philadelphia Museum of Art)
James Castle: Show and Store
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