Antibodies または Anticorps というタイトルですでに海外で発売されて評価されている Antoine D'agata の 集大成となる作品集の日本語版。この30年にも渡る写真家のキャリア前半を総括したもので、作品を通してこの写真家が何を表してきたのか、それらを俯瞰したものがこの分厚い本にまとめられた。
近作はガラッと雰囲気が変わって、ヨーロッパ各国で問題となっている周辺国の内戦から逃れて移動する移民の目線から現象をドキュメントして写真だけでなく映像とともにまとめられた Odysseia そのOdysseiaにおいても activities like walking, eating, staying warm and sleeping (歩いて、食って、温まって寝ること)という「人間の生」について別の視点からアプローチし考察していることから軸はそのままで作家の関心の領域が移っていったと考えられる。
パリのLe BalでのOdysseiaの展示も好評なものとなった。
日本ではアツコバルーという展示スペースで展示が6月に。トークショーも開催。
アントワーヌ・ダガタ 「抗体」 | アツコバルー ATSUKOBAROUH arts drinks talk
p.a.r.k.: ODYSSEIA - ANTOINE D'AGATA
Odysseia, Antoine D'Agata » Marseille-Provence 2013
Odysseia | André Frère Éditions
Anticorps 抗体 / Anticorps - AKAAKA
Aka Ana UniversCiné VoD – Aka Ana en VoD - Film de Antoine d'Agata
また赤々舎から"AKA ANA"(赤穴)という写真集も発売予定とのこと。
Amazon.co.jp :Anticorps 抗体
Aka ana
Antoine D'Agata - Odysseia
Antibodies
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