6.07.2010

reGeneration 2 Tomorrow's Photographers Today

(C)Thames & Hudson

2005年からスイス・ローザンヌのMusee de l'Elyseeは、120のアートスクールから次世代を担うアーティストを選出しています。そんな国際的に注目を集めるコンペティション "reGeneration 2"

その展覧会が6月19日からMusee de l'Elyseeで開催されます。1回目のコンペティションでは、日本から東京工芸大学に在籍していた大和田良氏と、ニュージランドの学校に在籍していたShigeru Takato氏が選出されました。今回はTokyo College of Photography 東京綜合写真専門学校から高崎恵(Takasaki Megumu)氏が選出されています。

そのほか2009年度の選出されたリストはこちら(pdf)

Amazon.co.jp : ReGeneration 2: Tomorrow's Photographers Today
ReGeneration: 50 Photographers of Tomorrow, 2005-2025
現代写真論

6.06.2010

"Ed Ruscha, Photographer" Edward Ruscha エドワード・ルシェ (エドワード・ルーシェ)


(C)Steidl
 

ゲルハルト・リヒターと同じく写真による表現に大きな影響を及ぼしたアメリカの1937年生まれのアーティスト エドワード・ルシェ (エド・ルーシェ *日本での表記は一般的にエドワード・ルシェが多いですが、発音はルーシェ、もしくはルシェーとされているようです。) の写真作品集。

・34ケ所の駐車場の写真 "Thirty Four Parking Lots"
PARKING LOTS, 1967/99(Patrick Painter Editions)
・ガソリンスタンドの写真 "TwentySix Gasoline Stations"
・以前付き合っていた(としている)女性の写真のシリーズ
・サンセット大通りの建築物をそのままスキャンしたような "Every Building on The Sunset Strip"
Every Building on The Sunset Strip (Walker Art Center)

といった写真集の形態=印刷物=オブジェとしての作品は、世界中のアーティストや写真家に影響を与えました。

この赤い布張りの本 "Ed Ruscha, Photographer"は、60年代から70年代にかけて制作された写真、ドローイング、写真から制作されたスケッチや作品が収録。70年代以降の写真が拠っているコンセプトを知るうえで重要なアクセスを与えてくれる本だといえそうです。このエドワード・ルシェが写真表現に与えた影響、それはまた改めてまとめてから追記したいと思います。

MoMA | The Collection | Edward Ruscha. (American, born 1937)
A Conversation with Ed Ruscha
Ed Ruscha Works
Steidl : Ed Ruscha, Photographer
Lens Culture:Twentysix Abandoned Gasoline Stations.(Eric Tabuchi)へのオマージュ
Wikipedia : エド・ルシェ
The Art Institute of Chicago:Ed Ruscha and Photography
p.a.r.k : New Topographics/ニュー・トポグラフィックス (Steidl)の ...

Amazon.co.jp : Ed Ruscha: Photographer
Gerhard Richter. Atlas
The Prototype Works
Lewis Baltz Works
Then & Now: Ed Ruscha: Hollywood Boulevard, 1973-2004
Ed Ruscha, Photographer
The Photobook: From Talbot to Ruscha and Beyond

6.03.2010

CHASKI SANDAL Columbia コロンビア チャスキサンダル セール

(C) Columbia

草履タイプのサンダル。インソール、アウトソール、紐がわかれていてパーツを組み合わせて一足つくることができます。だいたい三千円くらいの販売価格。それにソールはトレッキングブーツなどにも使われているソール”OMNI-GRIP”が使われています。古代インカの時代に、物流や情報の伝達の担い手となった飛脚が履いていた草履を参考にしているとのこと。





(C) Columbia


Amazon.co.jp :[コロンビア] Columbia キープ-S13
[コロンビア] Columbia ウィメンズヤムヒルバレー
[ニューバランス] new balance new balance NB SM429
[テバ] Teva Hurricane XLT M'S

Rakuten : Columbia★コロンビアチャスキサンダル【Z0J】
Columbia × Kinetics × RADIO EVA CHASKI LIMITED EVANGELION EDITION (3色展開)(チャスキ リミテッド ヱヴァンゲリヲン エディション)【smtb-m】【50】
2014'春夏新作【コロンビア/COLUMBIA】キープ サンダル/QUIPU SANDAL

Rahsaan Roland Kirk(ローランド・カーク)が見れる映像DVD Jazz Icons: Roland Kirk Live in 64 & 67

(C)Best of, Live

ジャズといっても、時期によってジャズは常に変革して形を変えて、形を変えたジャズのそばには、必ずその時期を代表するジャズミュージシャン達がいます。ただ、スタイルでカテゴライズするには枠を大きく超えてしまっているあまりにも強い個性を持つローランド・カークはどうでしょうか。

ローランド・カーク - Wikipedia

曲調でいうと、ファンキージャズですが、誰もがしっているポップスの大胆なアレンジや、デュークエリントンの曲もやるし、複数の楽器を同時に吹いて独特なハーモニーを出し、また彼のユニークなソロは、とてもファンキーだし、ユーモラスだし、ローランド・カークそのものといえるものです。



ジャズを説明するときに頻繁に引用されるジャズとは多少離れていながらも、この演奏からジャズは自由なセッションミュージックであること、また逆に強烈な個性の不協和音でもあること、それがジャズだということを改めて気づかせてくれます。



彼の演奏している映像はとても少ないようで、現在容易に手に入るDVDが3本。一番左のがお勧めで、映像の質も長さも一番まとも。

真ん中のはパンクのブートレグのライブVHSのように映像のノイズも多いし、商品にまでなったのは映像自体が稀少だからこそでしょう。ただ演奏は楽しめるし、Tete Montoliuというスペイン人のこれまた稀少なピアニストとの共演ですが、ファンでない限り知らないで買ったらクレームの電話をすぐかける人もいるかもしれません。

一番右の作品はドキュメンタリでしかも25分ととても短い。オーネット・コールマンの映像と2in1になっていますがお互い関連性のない不思議な構成のDVDです。カークとジョンケージというタイトルですがその絡みも確かなかったような。他にもっといい映像がYoutubeでも沢山映像が見れるのでそちらでもどうぞ。