2.15.2012
Tate Modern App Store アプリ for iPhone, iPod touch, and iPad Gerhard Richter: Panorama 美術館
イギリス・ロンドンの美術館テートモダンのiPhone向けアプリにリヒターの展覧会のアプリが追加されていました。他にミロ、ゴーギャンなどの有料アプリ、マイブリッジ、マグリットの無料アプリ、それに謎のクソゲーもあり質より量を重視。
iTunes Store : Gerhard Richter: Panorama, Tate Modern, London (170yen)
Magritte Your World (Free)
Muybridgizer (Free)
Tate Gallery(目次)
美術館関係のアプリにも、お国柄がでていて、アメリカの美術館の色々出さないでちゃんと作った公式アプリを一つ。ヨーロッパは監修しないで外注丸投げしたようなやっつけアプリ。日本の場合は民間の美術館の公式アプリや、大規模な企画展のプロモーションに関係したアプリ(こちらも外注の制作販売ながら完成度が高い)は充実していますが、公共美術館のアプリは探したところみつかりませんでした。(個人的には特に作って欲しいとも思いません。)
アメリカ
MoMA
LACMA
Portland Art Museum
Touch the museum (National Museum of Art)
ヨーロッパ
オルセー美術館
ルーブル美術館
プラド美術館
V&A(ヴィクトリア&アルバート)
アジア
故宮魅力遊(故宮博物館)
Incheon Museum (韓国)
日本
根津美術館
サントリー美術館
森美術館
オルセー美術館展 2010
フェルメールと地理学者 オランダフランドル絵画展
トランスフォーメーション
岡本太郎のいる場所 首都圏版
フェルメール 光の王国展
情報
Tokyo Art Beat(日本の展覧会情報)
みゅーぽん2012(割引クーポンアプリ)
展覧会情報検索 「アートコモンズ」(国立新美術館ウェブサイト)
Jonnie Craig - I'll Kick You in the Head With My Energy Legs ジョニー・クレイグ
JONNIE CRAIG jonniecraig.com/
新刊のタイトルは”これでも食らって目を醒ませ”といったところでしょうか。2009-2011年の作品をまとめたもの。4月の発売。
SHIFT 日本語版 | THINGS | ジョニー・クレイグ:無題
Urban Outfitters - Jonnie Craig
Portrait Photography by Jonnie Craig | Photography Blog
UNTITLED : JONNIE CRAIG ジョニー・クレイグ写真集 flotsam books
Amazon.co.jp : I'll Kick You in the Head With My Energy Legs
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photographer,
snapshot
2.12.2012
MICHAËL/MICHAEL BORREMANS ミヒャエル・ボレマンス 画家
Michaël Borremans (b.1963 ベルギー・ヘラーズベルヘン)
Zeno X Gallery - Michaël Borremans
Michaël Borremans at David Zwirner (Contemporary Art Daily)
David Zwirner » Michaël Borremans
Michaël Borremans - SMAK
フラマン語圏(オランダ語の一種)のベルギー人。元々は写真を学び、90年代中頃(30歳の頃)に絵画に取り組み始めたアーティスト。もっとも大きな影響を受けた画家としてディエゴ・ベラスケスを挙げている。ヴェラスケスなど近世以降の画家の描き方に倣い、何かの作業をする人、物思いにふける人など日常のありふれた様子を描いているものの、社会でどのような生活をして生きている人なのか推測できないような記号を剥がれた肖像、人々が取り組む作業の目的や、その場所はどこなのか..全て曖昧にされ、建物に対して人は大きく、建物のように見えるものは模型のようにもみえ、背景と人物の大きさがねじれている。そして、そもそも絵に描かれた人物は生きているのか死んでいるのかすらもわからない。
元々、聖書のエピソードを伝える為に、また王侯貴族や、資産家などのパトロンの依頼で描かれる絵画は実用的な目的を担っていた。(近現代になり特にプロテスタントの国々、地域では、次第に絵画が画家の純粋な表現として描かれるようになった。)
ボレマンスの絵に向き合うと、その描き方のスタイルなどもあって、鑑賞者はモチーフとなっている人物や動作になにか重要な意味があるのではないか - それを読み取ろうと集中することになる。ところがいくら見てもその表面には描かれたものを説明する記号はなく、鑑賞者はなんの解釈にも行き着かないその状態のまま宙ぶらりんになる。そこに彼の絵の魅力を起動する仕掛けがある。
絵画のほかに立体造形、映像の制作も。日本では2008年にギャラリー小柳で個展 "Earthlight Room" 2011年には、横浜トリエンナーレで数点の作品の展示があった。
元々彼の祖父が写真家で小さい時から暗室作業などを見てなじみがあり、何かヴィジュアルを扱う仕事を将来やろうと思っていたのだそう。のちに写真家、その後独学で画家となるが、今でも制作はモデルを写真に撮影してから描いており、プロセスの中に写真家であったときの経験が活かされている。一番上のYoutubeのリンクにある約1時間のドキュメンタリ"knife in the eye"がこのアーティストについてよく語っている。
比較として同じベルギーのアーティスト リュック・タイマンスへの連想も言われるが、Marlene Dumas とも共通する印象を(ある限定的な部分でだが)受けた。他にスペインのアントニオ・ロペス・ガルシア やデンマークのヴィルヘルム・ハンマースホイ など写実的絵画といっても克明に描くだけでなく、それぞれの作品が指し示す象徴された対象はさまざま。
MICHAËL BORREMANS ミヒャエル・ボレマンス 原美術館 アドバンテージ The Advantage 展
The Ember : Michael Borremans - A Victim of His Situation
ART iT: ミヒャエル・ボレマンス インタビュー
Interview: Michael Borremans - Features - Art in America (映像作品についてのインタビュー)
the secret charms of the enigma essay by Stefan Beyst
Michaël Borremans - Wikipedia, the free encyclopedia
Amazon.co.jp : Michael Borremans: Eating the Beard
Fire from the Sun (Spotlight Series)
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