ドライバーは、ネジを回せればどれも同じと思っていましたが、この日本メーカーの精密ドライバーのセットはとてもいい買い物でした。ノートパソコンの裏ふたを開けたり、簡単なフィルムカメラの調整に使っていますが、ねじ山を潰さずしっかり穴に食いついて快適に使えています。最近は日本製というだけではもう信用できませんが、こちらはいい方の日本のドライバー専業メーカー。(上の写真はラチェット付ドライバーのセット)
ANEX - 総合ドライバーメーカー株式会社兼古製作所
コブラレンチで固く締まった雲台の取り外し
ANEX ネジすべり止め液 No.40 兼古製作所
Amazon.co.jp : アネックス(ANEX) 精密ドライバーセット マイナス・プラス6本組 No.900
ANEX T型ラチェット付ドライバー 8本組 No.5700
なんでも除湿シリカゲル 1kg
ハクバ写真産業 レンズ専用防カビ剤 フレンズ KMC-04
4.30.2012
4.26.2012
Yasuhiro Ishimoto A Tale of Two Cities 石元泰博 追悼展 「シカゴ, シカゴ」
故 石元泰博氏が写真を学んだ Art Institute of Chicago で99年に開催された回顧展の際に出版された写真集。東京とシカゴの写真を並置して見せている。若干図録の点数が食い足りないような気もするがバラエティに富んだ内容でいい本(ソフトカバー)。今見ると丸めた紙のグレーと白の構成や、スナップがあり、建築がありと写真で出来ることはなんでもやっていることに驚かされる。中身を少し写真に撮ったので下に貼っておきます。神奈川県立近代美術館<鎌倉館>では6月10日まで桂離宮の写真展が、5月8日からは Photo Gallery Internationalでなんと”追悼展 「シカゴ, シカゴ」”が開催。
石元泰博 写真展 -桂離宮 1953、1954 : Yasuhiro Ishimoto - Katsura ...
Photo Gallery International 石元泰博 追悼展 「シカゴ, シカゴ」2012年5月8日(火)−6月16日(土)
ここからが本題だが、英語の Wikipediaの方が日本語のより内容が充実していて、それと岩波書店から1997年に発行された『日本の写真家 26 石元泰博』の序文で飯沢耕太郎氏が引用しているアサヒカメラのインタビューを照らし合わせてみてみると興味深いことがわかる。
「日本にいるあいだに、私は、よくても悪くても、自分なりの写真表現と取り組んで、いわゆる造形的な写真を発表した。日本の伝統に取材した写真、日本のクラフトを撮影したもののほとんどが、”造形写真”とよばれた。しかし、三年間、日本をたつときは、私はそうした”造形写真”からの脱出を考え出していた。何とかして、それまでの自分から抜け出したいと思ったのである。」
「あらゆる分野で、写さなければならぬもの、写さなければいられないもののイメージを、全精力かけて記録したもの」(「私のアメリカの三年」『アサヒカメラ』1962年2月号)
『桂 日本建築における伝統と創造』の初版が1960年、シカゴでの二度目の滞在(この頃、ミノルタの当時の社長田島氏による奨学金 ミノルタ・フェローシップを受けている)をはさんで完成した『シカゴ、シカゴ』が1969年。桂離宮の写真が代表作として語られ造形的な写真で語られることが多い氏が、並々ならぬ情熱をもって造形写真からの脱出を目指し撮影し完成したものがあの『シカゴ、シカゴ』ということがこのインタビューから見て取れる。
鎌倉で「石元泰博 写真展 -桂離宮 1953、1954」 東京で「シカゴ, シカゴ」とその両方を見ることが出来る。
石元 泰博 | Fotonoma The Photographer
『風の旅人』と呼応する写真家たち: 第6回 石元泰博
日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ/石元泰博インタヴュー1
石元泰博さん逝去に寄せて 「風の旅人」佐伯剛さんのツイート - Togetter
「写真家・石元泰博を悼む」磯崎新|とんとん・にっき
p.a.r.k: Katsura---Picturing Modernism Ishimoto Yasuhiro 石元泰博 ...
Amazon.co.jp : Yasuhiro Ishimoto: A Tale of Two Cities
Yasuhiro Ishimoto: A Tale of Two Cities
Hana
石元泰博 桂離宮
Katsura: Picturing Modernism in Japanese Architecture: Photographs by Ishimoto Yasuhiro (Museum of Fine Arts, Houston)
石元泰博 写真という思考
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4.25.2012
Photobook History 世界のフォトブック通史(写真集の本)
(C)Phaidon
元々写真集の熱心なコレクターだった、イギリスのマーティンパーが中心となって写真集を手がかりに写真史を読み直す試みがなされました。そして2004年にPhaidonから発売された「写真集の本」のさきがけ。これがきっかけとなって、写真集そのもののモノとしての価値が認められ、高い値段で取引され、セルフパブリッシュ(個人の作る冊子/ Zine)の本が多く作られ写真専門のブックフェアも世界中で開かれるようになりました。
The Photobook: A History VOLUME 1
The Photobook: A History VOLUME 2
The Photobook: A History Volume 1 | Photography | Phaidon Store
その後オランダ、南米、スイス、日本と同様の書籍が作られ、展示を見なければ知らなかったような写真家の作品も、残された写真集によって知るきっかけへと繋がりました。近年 吉行耕平氏の公園 (The Park) の写真が世界に知れ渡ったのも、写真集が海外に買ってもって帰られたことが元々の始まりだそうです。
ヨーロッパ
The Dutch Photobook: A Thematic Selection from 1945 Onwards ... (Aperture)
Points of View in Austrian Photography from the 1930s Until Today
Swiss Photobooks from 1927 to the Present — Lars Müller Publishers
photo-eye Book Reviews: Swiss Photobooks from 1927 to the Present
南米
Paris Photo 2011 : The Latin American Photobook (La Lettre)
Foto/Gráfica: A New History of the Latin-American Photobook (Lens Culture)
Urbes Mutantes: Latin American Photography 1941-2012
日本
写真集史1956-1986 - AKAAKA
Aperture Foundation | Japanese Photobooks of the 1960s and '70s
変わったところでは、古書店兼ギャラリーの森岡書店の店主が色んな著名人ひとりひとりに写真集を薦めるという私信のような体裁の本 『写真集―誰かに贈りたくなる108冊』 店主が本屋を軌道に乗せるまでのハラハラする話が面白かった。気軽にみつからない本も多く掲載されていて、どちらかというと「(店主が)(あの人にどうしても)贈りたい本」といった内容。108冊。写真集とはあの本を見たい、どうしても持っておきたい - なるほど、煩悩みたいなもの。
Amazon.co.jp : The Dutch Photobook: A Thematic Selection from 1945 Onwards
The Latin American Photobook
日本写真集史 1956-1986
Japanese Photobooks of the 1960s and '70s
アメリカの現代写真 (ちくま文庫)
パリ・貧困と街路の詩学―1930年代外国人芸術家たち
KCRW Radio iPhone / iPad アプリ
KCRW 89.9 FM | Internet Public Radio Station Streaming Live ...
Morning Becomes Eclectic
アメリカ西海岸のストリーミングラジオ KCRWのアプリがありました。アプリではアーカイブの音源を聴くことはできたのですが、残念ながら動画は見ることができませんでした。他にたいして特徴の無いアプリなので TuneIn Radioをお勧めします。アプリとしての価値はないけれど、いいスタジオライブを多く配信しているKCRWへの投げ銭アプリ。
p.a.r.k: TuneIn Radio for iPhone おすすめネットラジオのアプリ ...
フランスのラジオRadio NovaのiPhone用無料アプリ"Nova Mobile"
BELKIN iPhone/iPod用 Bluetooth ミュージック レシーバー ...
iTunes : KCRW Radiio (85円)
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