(Via:)Lens Culture
海外では展示、また「流れの歌」の復刻があったものの、国内では没後まとまった展示がなかった鈴木清氏の回顧展が東京竹橋の国立近代美術館でこの秋に開催されます。
鈴木清展
Suzuki Kiyoshi
2010年10月29日(金)-12月19日(日)
*休館日:月曜日
Wikipedia:鈴木清
緻密に編み込まれた“書物”としての写真集づくりで、今日世界的に注目される写真家鈴木清(1943-2000)。自らの出自や同時代の社会、旅の時間や文学作品などをモチーフに、眼の前の現実と夢や記憶が自在に交錯する、重層的な作品世界を、初期作品〈流れの歌〉(1972年)や代表作〈天幕の街〉(1982年)、〈修羅の圏〉(1994年)などを中心に紹介します。(国立近代美術館のウェブサイトより転載)
ところで、MOMATには美術館を支援する制度として、たった50万の寄付金で賛助会員になることができ以下の特典を受けることができますが
1.会員証の発行
2.会員銘板の館内掲出
3.出版物への社名掲載
4.講堂・エントランスロビー等施設の利用
5.特別内覧会(開会式)及び特別展・共催展への招待
個人にはMOMATパスポートというものがあって、年間1000円という破格の値段で常設展示を中心に何度でも見ることができます。もうちょっと高くてもいいので年間企画展を含めた全ての展示をみることのできるパスもあるといいなと思います。
国債が膨らみすぎて予算が厳しくなるにつれて、これからなくなる美術館もあると思います。満遍なく全ての博物館、史料館、美術館を税金で支えるのではなく、いい企画をやる美術館には受益者がサポートしながら、かつ得もする。そんな形なら多くの美術ファンが納得すると思いますがいかがでしょうか。
それにしても国立近代美術館の賛助会員”SEIKOホールディングス株式会社”さんだけなんですね。今、賛助会員になったら目立ちますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿