9.28.2010

Twin Palms Publishers - Ryan McGinley William Eggleston"For Now" など新刊リリース

©2010 TWIN PALMS PUBLISHERS • TWELVETREES PRESS


Twin PalmsからRyan McGinley William Egglestonなど新刊が6冊。エグルストンの"For Now"は未発表の写真も多く収録されているようです。他にもNorman Mauskopfの"Descendants" Gary Briechleのモノグラフや、Antonio lopez: Instamaticsと続々といいところが発売予定。

Amazon.co.jp : You and I
William Eggleston 2 1/4
William Eggleston: For Now
Descendants
Gary Briechle

9.26.2010

Photo Critic Must Title 18 (Studio Voice 2004 vol.337) 写真について書かれた著作のリスト



2004年1月号のスタジオボイス(pg.64-65)の"Photo Critic Must Title 18"が渋いセレクションなのでこのポストにアーカイブしておきます。雑誌上では編集部選、研究者の日高優氏の選んだものが混ざっているをここでは(よりわかりやすく見渡すことができるので)分けて羅列しておきます。

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スタジオボイス編集部選

まずは写真ついて書かれた本の古典から
複製技術時代の芸術 (晶文社クラシックス)
明るい部屋―写真についての覚書
アメリカ写真を読む―歴史としてのイメージ

日本のベテラン写真評論家の著作から
20世紀写真史 (ちくま学芸文庫)
私写真論
なぜ未だ「プロヴォーク」か―森山大道、中平卓馬、荒木経惟の登場 (写真叢書)

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日高優選

写真論
American Photography
オリジナリティと反復―ロザリンド・クラウス美術評論集
消滅の技法
写真の哲学のために―テクノロジーとヴィジュアルカルチャー

そして日本の批評家の著作物からは
中平卓馬の写真論
写真論集成 (岩波現代文庫)
予兆としての写真―映像原論
視線の物語・写真の哲学 (講談社選書メチエ)
身体と空間
反写真論 (フォト・リーブル)
写真、時代に抗するもの (写真叢書)

以上2004年までに発売されているものからのセレクト。その後も沢山の本が書かれていますし、またひとくちに"写真”といっても幅広く、どの時代のどの写真のどんな側面に興味があるかによって本の選択も変わってきますが参考までということで。絶版になっている本も出てきているのでブログに書いて人の目に触れることによっていい本が復刊されるきっかけにもと思います。
個人的には現在群馬県立女子大学で教鞭に立たれている日高優氏のアメリカの70年代の写真についての短い記事を最近読んでそれがよかったので、現代アメリカ写真を読む―デモクラシーの眺望を手にとってみようと考えています。

Top 10 photography essays « eighteen39

Amazon.co.jp : 反解釈 (ちくま学芸文庫)
図説 写真小史 (ちくま学芸文庫)
現代アメリカ写真を読む―デモクラシーの眺望 (写真叢書)

9.21.2010

Radio Nova フランスのクロスオーバーのラジオ局 Nova Mobile for iPhone/iPod Touch


フランスのラジオ局"Radio Nova"
右側の”Nova Player”をクリックするとライブストリーミングが聴けます。

Radio Nova

フランスには法律があって、フランス語の曲を放送の何パーセント以上かけなくてはならないというのは有名な話ですが、ラジオ聴いてるとそんなに気になるものでもなく、このラジオ局はいい具合に軟派。

アフリカのポップス、民俗音楽(フランス、特にパリにはアフリカ移民が多い)ヒップホップ(フランス語、英語)ダンスミュージック、ロック、レゲエ、たまにアラブのライーなど新旧問わずクロスオーバー、次になにがかかるかわからない意外性があるので飽きずにずっとパソコンで聴いていられます。法律があることを保護主義だとかそんな風に日本では報道されているのですが、実際リスナーとしてラジオを聴くとこんなに面白いラジオはありません。

iPhoneのアプリもあって同じようにライブストリーミングが聴けます。

9.19.2010

Hello Steve! The Museum Social Tagging Project

(via:Street Stickers)

アメリカのthe Institute of Museum and Library Sciences (IMLS) という機関による出資を受けて運営されている、なんでもタグる"The Museum Social Tagging Project"

うまく説明できないのですが、人類の遺産にタグ付けして利便性あげようぜっていうことでしょうか。まだうまく理解できていません。下記にプロジェクトの説明があるので詳細はそちらを。

About Steve in Action

ユーモアの利いた、また合理的なサイトデザインがチャーミングです。