Amazon.co.jp : Paper Sleeve Box
11.23.2011
Dangerous Frontiers "New York City"
Discogs : Dangerous Frontiers / Transparent Sound - Analogue Deliverance ... (2000)
Scape One : Dangerous Frontiers (320kbps / Free)
Ed Panar - Animals That Saw Me / Golden Palms
Ed Panar — Animals That Saw Me / Golden Palms
Ed Panar Official Web Site
自然じゃなくて、都市の風景を撮る写真家が撮った動物写真。
76年にペンシルベニアで生まれ、現在ピッツバーグに在住。ウェブサイトを見ると初めはまだモノの面白さに惹かれているのですが、どんどん形だけで写真を構成しているように見えます。"Golden Palms"は同じファーストネームのEd Ruscha のやしの木のシリーズ(a few palm trees)を連想しますが、LAに移ってきた写真家は、自分のフラットの裏を撮った写真からはじまって、車に乗らないでどんどん歩いていきます。歩いていける界隈で目に入ったどこにでもあるようなモノを写真におさめていくのですが、ウィリアムエグルストンのDemocratic Forestを連想します。興味の無い人にはどうでもいい写真だろうし、ある人にはあるような渋い作風のそんな写真です。写真集にはシャーロットコットンのテキストが添えられています。
motto : GOLDEN PALMS . Ed Panar . J&L
A Photobook With No End | American Photo
photo-eye bookstore : Golden Palms
p.a.r.k: 現代写真論 (晶文社) シャーロット・コットン (著) Charlotte Cotton
Amazon.co.jp : Ed Panar: Animals That Saw Me
Ed Panar's Golden Palms
DEMOCRATIC FOREST
Ed Ruscha: Photographer
Labels:
70,
american,
photobook,
photographer
11.17.2011
Edgar Martins "The Time Machine"11/19-12/17 エドガーマーティンズ 山本現代
Edgar Martins, photographe cbardouxconsultante
Edgar MARTINS (b.1977, Portugal, grown up in Macao)
ポルトガル生まれ、すぐにマカオに移り、20歳の時にイギリスに行って写真の教育を受ける2009年の写真集"Topologies"が話題になった若手のアーティスト。そのエドガー・マーティンズの個展が白金の山本現代で19日から。この作家をどの側面から紹介したらいいのか考えていましたが、なにより写真の上にある像を見せることで完結する作品なので、まずは作家のサイトのステートメントと写真を見てみてください。
2010年から2011年にポルトガルの水力発電所のサイトを取材したプロジェクト"The Time Machine" ポルトガルの電力会社からの依頼のコミッションワークから発展した作品。
写真集(Trade edition – released November 2011 (date tbc) at the Wapping Project (London))も発売されています。
YAMAMOTO GENDAI : Edgar Martins 「The Time Machine: An Incomplete and Semi-Objective Survey of Hydropower Stations」
Making Art Happen : Edgar Martins, The Time Machine
Prix Pictet : Edgar Martins - The Time Machine
Edgar MARTINS Web Site
Edgar Martins : Wikipedia
不確定性原理 : Wikipedia
p.a.r.k: John Divola: Three Acts ジョン ディボラ(ディヴォラ)
サザビーズなどにいたファインアート専門のアドバイザーの方のエッセイ。最近あったアーティストトークの様子を伝えるもの。工業的造形物を主に撮影していた Walter Nurnberg や、工場労働者の環境に注目したアメリカの Lewis Hine の作品と比較してこのシリーズがいったいどんな性格をもっているのかを述べています。やはりハイゼンベルの不確定理論を引用して聴衆が思考停止してしまうくだりがありますが、それは自分を大きく見せるために引用しているのではなく、しっかり意図と目的をもって写真に応用されていると筆者は念を押しています。
* Francis Hodgson : Edgar Martins - The Time Machine
ちなみにエドガーマーティンズといえば、New York Times Magazineが、彼の写真にデジタルの加工の跡があるということで写真の掲載を取りやめたという事件がありましたが、デジタル時代の写真を考える上で貴重な議論を提供したと思います。
doms magazine : Edgar Martinsとフォトショップでのデジタル合成の ...
Amazon.co.jp : Edgar Martins Topologies
When Light Casts No Shadow
This Is Not a House
Labels:
70,
Exhibition,
photographer
登録:
投稿 (Atom)