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出版社 mole(モール) (1994/11/3) 厚さ4ミリ、17点の写真が収録の小冊子。”1万5千回の夜”とは氏が写真家になって(1994年で)41年、1万5千回の昼と夜を過ごしてきたことを指している。写真を包括する大きな物語を示唆したタイトルが素晴らしい。
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戦後から高度経済成長期、70年代後半と大きく動いていた時代は完全に過去のもので、当時おそらくあったであろう社会とともにあった大きな物語は今や存在しないし、より個人的な世界との接し方に代わった写真が中心となったことをこの写真集を見ていて思うところでした。時代をまたいで撮影された夜の写真を中心に、レントゲン写真や、ロケットの打ち上げのベタ焼きまでレイアウトされたものが構成された写真集です。
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Wikipedia:奈良原 一高
Amazon.co.jp : 1万5千回の夜の間に
日本の写真家〈31〉奈良原一高
日本の「自画像」1945~1964
消滅した時間
デュシャン大ガラスと滝口修造シガー・ボックス
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