(C)Phaidon
イギリスのPhaidonからは今年の秋頃”Nan Goldin”がリイシュー。
(C)Hatje Cantz
デビットリンチの”Dark Splendor”はどんな内容かまだわからないがAmazonにあがっているサンプルを見て気になる本だが7千円台とちょっと高め。
どうやら昨年にマックルエルンストミュージアムで開かれていた展示のカタログのよう。
http://lynchtexture.blogspot.com/2009/11/david-lynch-dark-splendor-opens.html
今日はJan GrooverのMoMAの展覧会のカタログを入手。
MoCP:Jan Groover
以上、備忘録。
4.22.2010
ADAM JEPPESEN(b.1978 Denmark) "Wake"
(C)Steidl
このアーティストにとってのはじめてのモノグラフWakeは2008年に出版されています。
自然の風景に人工光というのが21世紀的風景なんでしょうか。光と写真は最も密接な関係を持ちますが、LEDなど新しい光源の開発によって新たに照らされるものや場所が現れてきて写真にあらわれていくのでしょうか。
Steidl:ADAM JEPPESEN "Wake"
http://www.adamjeppesen.com/
このアーティストにとってのはじめてのモノグラフWakeは2008年に出版されています。
自然の風景に人工光というのが21世紀的風景なんでしょうか。光と写真は最も密接な関係を持ちますが、LEDなど新しい光源の開発によって新たに照らされるものや場所が現れてきて写真にあらわれていくのでしょうか。
Steidl:ADAM JEPPESEN "Wake"
http://www.adamjeppesen.com/
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photographer,
scandinavia
4.21.2010
菊池修 写真集 MONSTERと、(日本の)ドキュメンタリ写真のアップデート?
(C)リトルモア
資料があまりなく、写真集を見た上でしか書けませんが、またいつものように自分の都合のいいように解釈したいと思います。今日見たのはこの写真集。
菊池 修 写真集 MONSTER
この写真集はノンフィクション/エッセイにカテゴライズされている。
菊池修氏は、戦場で撮影しているカメラマンとのことですが、このシリーズは戦地ではなく日本にいるHIV陽性のゲイの方に、海外からの仕事の依頼がきっかけとなって出会って撮影するところから始まる。
この写真集には長期に渡って撮影された写真が収録されているため、被写体も時間とともに変わっていくのが見れるが、撮影者である菊池氏の被写体に対する向かい方(距離感ではない)にも変化が生じていることが見て取れる。
それは自分を写真に写しこむようなことがないようでいて、あるような(スナップショットの手癖)未分化の状態から、縦位置のポートレートになると被写体に丸腰で飛び込んでいっているようにも見える。
私自身は、写真という手法においてのドキュメンタリーを特別視もしないし、強い関心があるわけでもない。興味をもった写真がドキュメンタリであってもいいし、なくてもいい。
ただ旧来の例えば70年代頃の公害をテーマとして扱ったドキュメンタリなどにはなんだかいまだに嫌悪感を引きずっているからこそ、この菊池修さんのドキュメンタリを軸とした写真は興味がひくものだった。書店などでぜひ手にとって、買うのがもったいないようであれば図書館にリクエストをだすのもいいかもしれない。
『菊池修写真集 MONSTER』~共に居るということ
写真集の狩人:HIV感染者の7年の実録 「MONSTER」 菊池 修写真集 (リトルモア・3200円+税)
*余談だが千葉日報のこのシリーズのマリオジャコメリの回で”痛撃の念写”というタイトルがつけられているが”念写”といまだに書いてしまうことはいかがなものだろうか。
資料があまりなく、写真集を見た上でしか書けませんが、またいつものように自分の都合のいいように解釈したいと思います。今日見たのはこの写真集。
菊池 修 写真集 MONSTER
この写真集はノンフィクション/エッセイにカテゴライズされている。
菊池修氏は、戦場で撮影しているカメラマンとのことですが、このシリーズは戦地ではなく日本にいるHIV陽性のゲイの方に、海外からの仕事の依頼がきっかけとなって出会って撮影するところから始まる。
この写真集には長期に渡って撮影された写真が収録されているため、被写体も時間とともに変わっていくのが見れるが、撮影者である菊池氏の被写体に対する向かい方(距離感ではない)にも変化が生じていることが見て取れる。
それは自分を写真に写しこむようなことがないようでいて、あるような(スナップショットの手癖)未分化の状態から、縦位置のポートレートになると被写体に丸腰で飛び込んでいっているようにも見える。
私自身は、写真という手法においてのドキュメンタリーを特別視もしないし、強い関心があるわけでもない。興味をもった写真がドキュメンタリであってもいいし、なくてもいい。
ただ旧来の例えば70年代頃の公害をテーマとして扱ったドキュメンタリなどにはなんだかいまだに嫌悪感を引きずっているからこそ、この菊池修さんのドキュメンタリを軸とした写真は興味がひくものだった。書店などでぜひ手にとって、買うのがもったいないようであれば図書館にリクエストをだすのもいいかもしれない。
『菊池修写真集 MONSTER』~共に居るということ
写真集の狩人:HIV感染者の7年の実録 「MONSTER」 菊池 修写真集 (リトルモア・3200円+税)
*余談だが千葉日報のこのシリーズのマリオジャコメリの回で”痛撃の念写”というタイトルがつけられているが”念写”といまだに書いてしまうことはいかがなものだろうか。
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