2.05.2010

Thomas Struthの1991年の渋谷の交差点 Shibuya Crossing

(C)Dallas Museum of Art

ドイツの写真家トーマス・シュトゥルート”Thomas Struth: 1977-2002”というダラス美術館の大判のカタログを見ていると1991年に制作された渋谷の交差点の写真が掲載されていることに気付きました。トーマス・シュトゥルートについて、世界中で撮影された街路や家族のシリーズからは写真の等価性を意識したものだと認識しています。

その中に”この”1991年に制作された渋谷の写真、なんらかのコンセプトを脇において、そのシリーズから一枚写真を取り出したとしてもあの交差点の11年前の姿、また”ホームアローン”や"レナードの朝”の映画の告知や今もある”キーコーヒーの看板”マキナ67を作った”カメラのドイの看板”といった文字情報がシンプルな驚きとなりました。写真の記録性の部分です。もう一点同じ交差点の写真がありました。



Amazon.co.jp : Thomas Struth. Fotografien 1978-2010
Still
Thomas Struth

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