2.20.2010

Photo-eye: THE BEST BOOKS OF 2009から(その1)

(C)Steidl

写真集に関して詳しい情報が多く参考になるPhoto-eyeで写真家、出版社、編集者、評論家がその1年間に発売された写真集を選出しています。

THE BEST BOOKS OF 2009(Photo Eye)

それぞれ日本の書店で見るもの、写真家の名前すら聞かないもの、またそれぞれつけられたコメントを見るのが楽しみです。このリストを数回かけてじっくり見て行きたいと思います。

9人と最も多い選出を受けている本は身も蓋もないただやはりというかロバートフランクの回顧展のカタログ Looking In.Robert Frank's The Americans.Photography が選ばれています。

次がMARK STEINMETZというあまり日本で名前を聞かない写真家の”Greater Atlanta”が大きな注目。マグナムのJim Goldbergのコラージュを多用したユニークな編集で、戦地となった国からの避難民をドキュメントした写真集Open See近年注目を集めるスウェーデンの若手の写真家JH ENGSTROM の本も選ばれています。

ここまでみてきて選者の好みの問題もあるでしょうが、ナレーティブフォトグラフィ(Narrative Photography)、社会との接点をもった広がりを持つ作品が写真集では注目を集めた年となりました。

(via:James Lomax - Narrative Photography)

後半はまた後ほど。


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The Photographers' Gallery | Jim Goldberg: Open See

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