急速な経済発展が進むインドで撮影された "Space In-Between"や"Indian Men"といったプロジェクト。
ウェブサイトに掲載されているエッセイによると、(経済の)グローバリズムを介してインドに流れ込んできた海外からの影響だけでなく、通信や交通の発展に伴ってインドの国内のinter-connectivityが増している "Space In-Between"は、そんな精神状態を表しているそうだ。
初期作品とみられる"Matter"の瑞々しい写真も素晴らしい。
1973年生まれインドの写真家 Bharat Sikka ニューヨークのParsonsで写真を学ぶ。
モノグラフはまだ出版されていないようだが、近いうちに刷られることだろう。
http://www.bharatsikka.com/
8.21.2011
Christopher Payne 建築写真家 建設現場 写真

精神病院として使われていた建物を撮影したAsylum: Inside the Closed World of State Mental Hospitalsも興味深いのですが、作品から派生した仕事の写真 Jewish Pressや公共の建築物の工事現場を写真におさめた、Brooklyn Post Office New York Public Library Metropolitan Waterfront Allianceなどの記録写真も見ると(日本人からみるからか)興味深いもの。
1968年生まれのニューヨーク在住の写真家。
Christopher Payne Photography
Asylum: Inside the Closed World of State Mental Hospitals
New York's Forgotten Substations: The Power Behind the Subway
The Man Who Mistook His Wife For A Hat: And Other Clinical Tales
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Bergwerke und Huetten Bernd and Hilla Becher

エッセンが”European Capital of Culture 2010”に選出されたことを記念して写真集Bergwerke und Huettenが出版されています。
炭鉱は、ヨーロッパでも当然のごとく消えていくのですが、出版社の本の解説に、このベッヒャー夫妻の写真集に写る風景をノスタルジーをもって見ているというものがあり意外な気もしましたが、制作された当初の意図(作者が見たもの)を離れて、年月が経つことによって感傷を呼び起こす風景として(写真を見る人に)解釈されることは写真ではよくあることです。
(Schirmer/Mosel:Bergwerke und Hutten)
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