8.12.2010
Christer Strömholm ストックホルムの写真家 ポートレート スナップショット
スウェーデン・ストックホルムで1921年に生まれ2002年に没している写真家 Christer Strömholm
オフィシャルウェブサイトを見ると写真がカテゴリーごとに分類されていて、それぞれ枚数も少ないのであまり写真をみてピンとこなかったのだが、見開きのサンプルを見ると、時代も目的も別の用途で撮影された断片が併置されると俄然面白くなってくる。オリジナルは1967年に出版されたもの。眺めていると猪瀬光氏を連想させる。
この写真集 "Poste Restante"は発売がのびにのびてようやく2011年11月に発売される模様。カールラガーフェルドの7Lから。またフランスの写真美術館が出版している安価なペーパーバック写真集 Photo Pocheシリーズでも Christer Stromholmの写真が見ることが出来る。東京では青山のShelfに扱いがあるようです。
Official homepage for photograper Christer Strömholm
Agence VU - Christer Strömholm
Marvelli Gallery: Christer Stromholm
Photography-Now:christer_stroemholm
ART遊覧: 猪瀬光 写真展
Shelf : Photo Poche
Amazon.co.jp : Christer Stromholm: Poste Restante
Les Amies De Place Blanche
デジャ=ヴュ (第11号) 猪瀬光
VISIONS of JAPAN INOSE Kou
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8.11.2010
James Mollison - Where Children Sleep (ポートレート・ジャーナリズム)

James Mollison(b.1973 Kenya) ケニア生まれのイギリスの写真家。
最新作は世界の子供部屋とその子供部屋の持ち主の子供達のポートレート。下記のブログにいい記事があったのでそちらを参照を。
Designworks:世界は平等ではない。各国の子どもたちの寝室の写真集「Where Children Sleep」
彼のウェブサイトを見ると他のプロジェクトを見ることができますが、そのイメージの制作の技量と多彩さ、コンセプトの明快さ、また社会性を伴った作品はなかなかの質量です。
James Mollison Official

The Disciplesというシリーズでは、いろんなコンサートに集うファンのポートレート。作品にはそのライブの演者Oasisだとか50 centといった名前がタイトルにつけられています。
The Memory of Pablo Escobar.ではファウンドフォトの手法を使い、Cocoa Pickersというシリーズではカカオをピックアップする生産者のポートレートを白布の背景の前で。
ベネトンのクリエイティブ部門を担当するFabricaにて雑誌Colorsに寄稿もしているということで、社会的問題を人の着衣、姿形を通して考えるための作品を作っていることがわかります。
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8.10.2010
The Stone Roses(ストーンローゼス): 10ドル以下で買える名盤

1989年4月にリリースされた1stアルバムビートルズ以降、数あるイギリスのバンドの中でも、あまりに特徴的なドラムとベースとギターとヴォーカルによる90年代のバンド。
ザ・ストーン・ローゼズ - Wikipedia
念の為の補足として、現在vo.のイアンはソロ活動、b.のマニはプライマルスクリーム、g.のジョンは元々バンドをやる前からやっていたアーティストとしての活動、このバンドの音を形作っていた重要なメンバー dr.レニは公な活動はないものの2009年の20周年記念盤の監修の際に立ち会っていたそう。レニは複数のドラムセットのコレクションから、演奏に使うひとつのドラムセットを作るほどの機材へのこだわり。
iTunes Store:The Stone Roses
Amazon.co.jp : Stone Roses: 20th Anniversary Remastered Edition
Second Coming
Very Best of the Stone Roses
Turns Into Stone
8.08.2010
MOMATパスポートと鈴木清展 Suzuki Kiyoshi: 2010年10月29日(金)-12月19日(日)

海外では展示、また「流れの歌」の復刻があったものの、国内では没後まとまった展示がなかった鈴木清氏の回顧展が東京竹橋の国立近代美術館でこの秋に開催されます。
鈴木清展
Suzuki Kiyoshi
2010年10月29日(金)-12月19日(日)
*休館日:月曜日
Wikipedia:鈴木清
緻密に編み込まれた“書物”としての写真集づくりで、今日世界的に注目される写真家鈴木清(1943-2000)。自らの出自や同時代の社会、旅の時間や文学作品などをモチーフに、眼の前の現実と夢や記憶が自在に交錯する、重層的な作品世界を、初期作品〈流れの歌〉(1972年)や代表作〈天幕の街〉(1982年)、〈修羅の圏〉(1994年)などを中心に紹介します。(国立近代美術館のウェブサイトより転載)
ところで、MOMATには美術館を支援する制度として、たった50万の寄付金で賛助会員になることができ以下の特典を受けることができますが
1.会員証の発行
2.会員銘板の館内掲出
3.出版物への社名掲載
4.講堂・エントランスロビー等施設の利用
5.特別内覧会(開会式)及び特別展・共催展への招待
個人にはMOMATパスポートというものがあって、年間1000円という破格の値段で常設展示を中心に何度でも見ることができます。もうちょっと高くてもいいので年間企画展を含めた全ての展示をみることのできるパスもあるといいなと思います。
国債が膨らみすぎて予算が厳しくなるにつれて、これからなくなる美術館もあると思います。満遍なく全ての博物館、史料館、美術館を税金で支えるのではなく、いい企画をやる美術館には受益者がサポートしながら、かつ得もする。そんな形なら多くの美術ファンが納得すると思いますがいかがでしょうか。
それにしても国立近代美術館の賛助会員”SEIKOホールディングス株式会社”さんだけなんですね。今、賛助会員になったら目立ちますよ。
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