(C)YU Art Gallery
Judith Joy Ross (b.1946,Pennsylvania,U.S.A.)
オーセンティックに8X10の大型カメラ、白黒フィルムで正面から撮影したアメリカのポートレート写真家。
Wikipediaにあった彼女のコメントが彼女の写真を十分言い表しているでしょう。
Ross has said: "I basically think people want to be recognized and appreciated, and when you put a big camera in front of them, they think, 'I must be interesting.' Meanwhile, I'm struggling, tripping over the tripod and putting a goofy black cloth on my head. Because we're both vulnerable, that person gives me more of themselves."(
Wikipedia)
「人々はみんな存在を知ってもらいたいと思っているし、認めてもらいたいと思っている。彼らの前に大きなカメラを置くと、”私(被写体自身)は興味深い人間に違いない”
その一方で私はといえば必死になって三脚に乗りかかって、変な黒い布を頭の上に乗っけてる。私と被写体どちらも儚く傷つきやすい(vulnerable)ものだから、人は私により彼ら自身のことを見せてくれるの。」
PACE/MCGILL GalleryPhotography-Now:
Judith Joy RossSteidl:
Living with War - Portraitsこれらの写真は、写真家自身がそのような被写体の姿をとらえよう意図して撮影していること。写真とはそういうものであり、意図しなければ写らない。