12.18.2009
AGFAPHOTO コンパクトデジタルビデオカメラ DV-5580Z アウトレット 29,800円→9,980円
デザインいいし、この値段なら。他の店で29800円でまだ売っている現行品のアウトレットのようです。
ドイツ発の大人気老舗カメラブランド AGFAPHOTO コンパクトデジタルビデオカメラ
DV-5580Z
光学5倍ズーム
SD/SDHCメモリーカード対応
画素数 : 503万画素
ハイビジョン撮影が可能
500万画素の写真まで撮れます。子供へのクリスマスプレゼントでも全然買える値段ですね。自分で撮影、編集、音をつけてショートムービーを作る中学生がいてもおかしくない、そんなうらやましい時代。残り7台(2009/12/18現在)です。
12.17.2009
Visionaire No. 57, 2010 電気制御ヴィジョネア smart fortwo スマート フォーツー
ニューヨーカーの考えることは突拍子もない。限定アートマガジン-ヴィジョネアの NO.57 はメルセデスベンツのSmart Fortwo (スマート フォーツー) からインスピレーションを得た装丁デザイン。
http://www.visionaireworld.com/
automobilsport.com:The ground-breaking publication "Visionaire"
Amazon:Visionaire No. 57, 2010
Visionaire 38: Love
エディスリマンのディオール
Visionaire 34 Paris Dior Homme (Visionaire, No 34)
Visionaire # 33: Touch
Visionaire #32: Where
Visionaire #31: The Blue Issue
Visionaire #30: The Game
Openers
Visionaire 55: Surprise
Visionaire 53: Sound
VISIONAIRE バックナンバーセール
Amazon.co.jp : Visionaire 63: Forever
(エルメス)HERMES ビジュアルカードセット[ヴィジョネア#32・WHERE?]
12.15.2009
Joel Sternfeld : ジョエル(ジョール)スタンフェルド American Prospects
デジタルカメラの普及と引き換えに消えつつある”アナログの”カラーフィルム。いまでは写真がカラーであることに特別な意味をもつことはないが(逆に白黒である場合、特別な意味を持つ傾向がある) 一般には1965年頃にフィルム現像などの体制が整い始め、家庭にカラー写真が当たり前のものとして普及したのは70年代のこと。(カラーフィルム自体は70年代以前の1935年にコダック社のスライドフィルム Kodachrome が既に発売されている Wikipedia)
一方その70年代の写真家が制作する写真作品といえば白黒写真のファインプリントを指すもので、カラー写真は、(現在のデジタルカメラのように)技術的進化の過渡期で安定していなかったので、写真家にはまだ無視される存在でした。60年代後半にアメリカの元々画家だった写真家の William Christenberry や彼から指南をうけたWilliam Eggleston はカラー(スライドフィルム)写真での作品制作を試行錯誤。1976年にMoMAが、初めての色つきカラーの写真作品による歴史的な意味をもつウィリアム・エグルストンの展覧会"William Eggleston's Guide"を開催。
翌年1977年から数年奨学金を受けた1944年ニューヨーク生まれの Joel Sternfeld は大型カメラを持ってアメリカを撮影旅行して American Prospects (1987) を作り上げた。火事で燃えている最中の家が背景にあるのに、手前の八百屋では何故かかぼちゃを品定めしているようにみえる消防士の姿を捉えた写真を見た方も多いかと思います。
”American Prospects" (アメリカン・プロスペクツ)”は、一言で言うならアメリカの壮大な自然(膨大な荒野)を分け入って進み("Prospect") 造成し街を造り暮らすアメリカをクールでアイロニカルに捉えた作品。それらの写真は、鑑賞者をある一つの見方に縛り付けないように、何か特定のものだけに視線を導くのではなく、被写体から引いたところに視点をおいて風景を撮影して、鑑賞者がその場所にいるかのように自由に視線を動かして見ることができるように緻密に計算して写真を制作しています。同じようにアメリカを旅して撮影したRobert Frankや、カラー写真の先駆者William Eggleston と比べこの点が大きな違いで、このようなスタイルは発表された当時画期的だっただろうと考えられます。
ちなみに冒頭に触れた後ろで火事が起こっているのに、かぼちゃを品定めする消防士の写真。実は、消火訓練の最中に休憩する消防士のスナップとなのだそう。実際の出来事を伝えるのことを目的としてないで、この写真家がみた象徴化したアメリカを伝える断片としてそれぞれの写真が撮影されています。
photo-eye bookstore : American Prospects
Books - Steidl Verlag
"Walking the High Line” (2002)は、ニューヨークに High Line 線という鉄道が走っていたその廃線跡に再開発が計画された際、その空間が周辺住民の住環境にとっていかに大切なものであるかを訴えるために市民グループが撮影を依頼したプロジェクト。(その甲斐あって現在では公園や美術館などが集まる文化的なエリアとして生まれ変わりました。)
"Oxbow Archive" は、Thomas Cole という19世紀の風景画家の絵 "View from Mount Holyoke, Northampton, Massachusetts, after a Thunderstorm (The Oxbow)"に触発されて始まったシリーズ。1978年に撮り始めてから日々撮り続けるにしたがって、風景の中にハイウェイができたり、気候の変動で風景が変化していくさまが記録されています。
"Stranger Passing" (2001)- タイトル通り(街路を)通り過ぎていく「見知らぬ人々」 社会階層と、人の服装や所持品など外に現れる様態を顕した古典的なスタイルのポートレート作品。
“No individual photo explains anything.
That’s what makes photography such a wonderful and problematic medium.”
(Guardian 2004)
いかなる写真も、何も説明はしない。そのことが写真というものを、いかに素晴らしく、
またいかに問題を孕んだものにしていることかと。
このアメリカの写真家の仕事をざっとこのようにしてみてみると、Alec Soth や Andreas Gursky, Taryn Simon など現在活躍する写真家の作品にいかに影響を及ぼしているかがよくわかり、またJoel Sternfeld も 既にカラーで写真を撮っていた William Eggleston, Helen Levitt, Stephen Shore の仕事をみて先人から学んでいることがわかります。アメリカ写真の系譜を知る際に外せない写真家がJoel Sternfeldです。
Joel Sternfeld Home (写真家のウェブサイト)
Wikipedia : Joel Sternfeld (b.1944 New York)
Luhring Augustine : Joel Sternfeld
Getty Museum : Joel Sternfeld
Official : Joel Sternfeld - Photography
False witness | Art and design | The Guardian (興味深いインタビュー)
Amazon.co.jp : Joel Sternfeld: American Prospects
First Pictures
Stranger Passing
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Walking the High Line
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12.13.2009
”横浜フォトフェスティバル”で検索に出ない → "ヨコハマフォトフェスティバル"で検索してね ポートフォリオレビュー公募
Yokohama Photo Festivalの2010年度オープンポートフォリオレビュー公募が開始しました。選考をかけるのではなく先着50名とのことなので参加予定の方はお急ぎを!
”横浜フォト”でGoogle検索すると横浜が力を入れている他の文化事業が表示されてオフィシャルサイトが見つからないので、カタカナ、もしくはアルファベットで検索をしてみてください。
ヨコハマフォトフェスティバル
どんなオープンレビューになるか楽しみです。
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2011年度は1月12日から16日開催とのこと。
オフィシャルブログ
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