9.30.2010

Artist Talk: Alec Soth with George Slade アレックソス アーティストトーク



Alec Soth (b. 1969, ミネアポリス)

ミネアポリスのWalker Art CenterにおいてFrom Here to There: Alec Soth's Americaが開催中。"Sleeping by the Mississippi"から"Niagara" そして新作 "Broken Manuals"までが展示された回顧展。

Opening-day Artist Talk: Alec Soth with George Slade

9月12日にはBoston Universityにおいて、写真家として活動初期からの面識があるGeorge Slade(Photographer / Writer / Curator)とともにユーモアを交えて対談形式のアーティストトークが開催されました。その模様が上のYoutubeの動画です。

re: photographica - George Slade氏のブログ
Flickr: George Slade's Photostream
Photography by Alec Soth
マグナムフォトス:アレック・ソス
Alec Soth - Gagosian Gallery
p.a.r.k: Soth Alec . Looking for Love, 1996 Kominek Gallery

Amazon.co.jp : Broken Manual
From Here to There: Alec Soth's America
John Gossage & Alec Soth: The Auckland Project

Jeanloup Sieff, Yoshihiko Ueda ジャンルー・シーフの後藤久美子 上田義彦 小林良弘

(C)リトル・モア

3冊のタレント写真集をもっています。”伊東美咲写真集”は上田義彦氏の撮影、葛西薫氏と宮崎史氏のブックデザイン。スタイリングはソニア・パークさん。柔らかい光に包まれた被写体の写真がマットな紙に印刷されています。ソフトカバー。ロケは鎌倉。”藤あや子写真集”は1995年の出版。撮影 上田義彦氏、スタイリングが北村道子氏。装丁 小林良弘氏。モノクロプリントのトーンは上田氏お得意のハイライトとシャドーのないコントラストのない柔らかなもの。ロケは箱根の伝統のある高級旅館。

"I HAD A DREAM"はJeanloup Sieff(ジャンルー・シーフ)の撮影で1995年の出版。衣装が北村道子氏、造本が葛西薫氏。タレントさんの本は古書になるととても安いのでお買い得。編集や構成を勉強する参考書にもなります。ジャン・ルーの後藤久美子は細江英公氏の「鎌鼬」がスタイリングのヒントとしてあるのかなとそんな印象を持ちました。

上田義彦・広告写真という上田氏の仕事を紹介する本で目を惹くものとして(葛西氏との烏龍茶もそうですが)小林良弘氏と組んだ一連のサントリーの広告。広告の元気な時代であったことが伺え知れます。

Amazon.co.jp : I HAD A DREAM 後藤久美子写真集
美咲―伊東美咲写真集
藤あや子写真集
Jeanloup Sieff: 40 Years of Photography / 40 Jahre Fotografie / 40 Ans De Photographie (25)

Fine Art Printing for Photographers : Exhibition Quality Prints with Inkjet Printers インクジェットプリンターでの展示用のプリントの出力

(C)Rocky Nook

ここしばらくブログが写真論の方に偏り過ぎたのを反省して、(TwitterのTLをみていて刺激されたこともあり)少し実践的なところでインクジェットプリンターによる写真の出力を勉強するため、その技法書を探してみました。

Fine Art Printing for Photographers: Exhibition Quality Prints With Inkjet Printers

ドイツ人のフォトグラファーUwe Steinmuellerが編集した本。その内容ですが、紀伊国屋に参考になる目次がありました。(本の価格もAmazon.co.jpよりやや安いです)

2008年に第二版として出版されたこの本ですが、コンピューターの世界で2年前というのが少し気になるところ、また展示用途ということでオーバースペック過ぎやしないか、英語で書かれているのがどこまで理解できるのかといくつか不安な点もありますが、基本的な点はおさえるのに役にはたちそうです。(実際的かどうかは目次みただけではわかりませんでした。)

他にもLightjet(ライトジェット)やLambda print(ラムダプリント)といったプロラボで出力可能なデジタルCプリントも選択肢としてありますが、結局はテストを繰り返して写真の絵柄や用途にあわせて試行錯誤していくことに尽きるのかもしれません。



About.com:Before You Buy Inkjet Photo Paper
久保元幸印画研究所:デジタル・インクジェット

Place M:ライトジェットプリントの格安発注
堀内カラー:プロラボサービス 出力サービス ラムダプリント

9.28.2010

Twin Palms Publishers - Ryan McGinley William Eggleston"For Now" など新刊リリース

©2010 TWIN PALMS PUBLISHERS • TWELVETREES PRESS


Twin PalmsからRyan McGinley William Egglestonなど新刊が6冊。エグルストンの"For Now"は未発表の写真も多く収録されているようです。他にもNorman Mauskopfの"Descendants" Gary Briechleのモノグラフや、Antonio lopez: Instamaticsと続々といいところが発売予定。

Amazon.co.jp : You and I
William Eggleston 2 1/4
William Eggleston: For Now
Descendants
Gary Briechle

9.26.2010

Photo Critic Must Title 18 (Studio Voice 2004 vol.337) 写真について書かれた著作のリスト



2004年1月号のスタジオボイス(pg.64-65)の"Photo Critic Must Title 18"が渋いセレクションなのでこのポストにアーカイブしておきます。雑誌上では編集部選、研究者の日高優氏の選んだものが混ざっているをここでは(よりわかりやすく見渡すことができるので)分けて羅列しておきます。

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スタジオボイス編集部選

まずは写真ついて書かれた本の古典から
複製技術時代の芸術 (晶文社クラシックス)
明るい部屋―写真についての覚書
アメリカ写真を読む―歴史としてのイメージ

日本のベテラン写真評論家の著作から
20世紀写真史 (ちくま学芸文庫)
私写真論
なぜ未だ「プロヴォーク」か―森山大道、中平卓馬、荒木経惟の登場 (写真叢書)

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日高優選

写真論
American Photography
オリジナリティと反復―ロザリンド・クラウス美術評論集
消滅の技法
写真の哲学のために―テクノロジーとヴィジュアルカルチャー

そして日本の批評家の著作物からは
中平卓馬の写真論
写真論集成 (岩波現代文庫)
予兆としての写真―映像原論
視線の物語・写真の哲学 (講談社選書メチエ)
身体と空間
反写真論 (フォト・リーブル)
写真、時代に抗するもの (写真叢書)

以上2004年までに発売されているものからのセレクト。その後も沢山の本が書かれていますし、またひとくちに"写真”といっても幅広く、どの時代のどの写真のどんな側面に興味があるかによって本の選択も変わってきますが参考までということで。絶版になっている本も出てきているのでブログに書いて人の目に触れることによっていい本が復刊されるきっかけにもと思います。
個人的には現在群馬県立女子大学で教鞭に立たれている日高優氏のアメリカの70年代の写真についての短い記事を最近読んでそれがよかったので、現代アメリカ写真を読む―デモクラシーの眺望を手にとってみようと考えています。

Top 10 photography essays « eighteen39

Amazon.co.jp : 反解釈 (ちくま学芸文庫)
図説 写真小史 (ちくま学芸文庫)
現代アメリカ写真を読む―デモクラシーの眺望 (写真叢書)

9.21.2010

Radio Nova フランスのクロスオーバーのラジオ局 Nova Mobile for iPhone/iPod Touch


フランスのラジオ局"Radio Nova"
右側の”Nova Player”をクリックするとライブストリーミングが聴けます。

Radio Nova

フランスには法律があって、フランス語の曲を放送の何パーセント以上かけなくてはならないというのは有名な話ですが、ラジオ聴いてるとそんなに気になるものでもなく、このラジオ局はいい具合に軟派。

アフリカのポップス、民俗音楽(フランス、特にパリにはアフリカ移民が多い)ヒップホップ(フランス語、英語)ダンスミュージック、ロック、レゲエ、たまにアラブのライーなど新旧問わずクロスオーバー、次になにがかかるかわからない意外性があるので飽きずにずっとパソコンで聴いていられます。法律があることを保護主義だとかそんな風に日本では報道されているのですが、実際リスナーとしてラジオを聴くとこんなに面白いラジオはありません。

iPhoneのアプリもあって同じようにライブストリーミングが聴けます。

9.19.2010

Hello Steve! The Museum Social Tagging Project

(via:Street Stickers)

アメリカのthe Institute of Museum and Library Sciences (IMLS) という機関による出資を受けて運営されている、なんでもタグる"The Museum Social Tagging Project"

うまく説明できないのですが、人類の遺産にタグ付けして利便性あげようぜっていうことでしょうか。まだうまく理解できていません。下記にプロジェクトの説明があるので詳細はそちらを。

About Steve in Action

ユーモアの利いた、また合理的なサイトデザインがチャーミングです。

The Pencil of Nature by William Fox Talbot フォックス・トルボット(タルボット)”自然の鉛筆”


カロタイプの発明家、イギリスのタルボットの世界で初めての写真で構成された書籍、写真史の中でも最も重要な部類にあたるThe Pencil of Natureが復刊。

ここしばらく話題にしている、畠山直哉氏の話す写真 見えないものに向かっての中でトルボットの”自然の鉛筆”が”写真術”がもつ特性とともにわかりやすく説明されているのを読んで、原本にあたってみたく思っていたところ、どれも絶版。よくよく調べるとこのリイシューにいきつきました。オリジナルは1844年から46年に出版され、オリジナルの24点のカロタイプがつけられたものとのこと。
The Pencil of Nature - Wikipedia, the free encyclopedia
William Fox Talbot - Wikipedia, the free encyclopedia
GLASGOW UNIVERSITY LIBRARY:Special Collection
「自然の鉛筆論」(前川修 著)PDF

またこのサイト(Project Gutenberg)では「自然の鉛筆」がPDFePUB形式でダウンロードできるようになっています。

The Pencil of Nature by William Henry Fox Talbot - Free Ebook
The Pencil of Nature (English Edition) 電子書籍: William Henry Fox Talbot: Kindle Store 
The Pencil of Nature: Original Photographs: History of Photography

Governors Island by Lisa Kereszi & Andrew Moore やがて再開発されるサイトの記録 ガバナーズアイランド


(C)Public Art Fund

アメリカ、ニューヨークマンハッタン島のすぐそばに浮かんでいるエリス島は、かつて移民管理局があったこともあり有名ですが、もうひとつイーストリバーの河口、マンハッタン島の南に浮かぶGovernors Islandは歴史と深く関わりのある島。

アメリカ建国以前にインディオが毛皮の取引を行っていた場所。17世紀にはオランダが駐留していた港として、建国後18世紀にはマンハッタン島を外敵から防護する重要なポイント。1966-1996年までは湾岸警備隊(Coast Gurad)の拠点となってその後拠点をよそに移してからは2006年まで放置されていたとのこと。その島は現在ではUnited States Department of the Interiorという先住民族の保護を目的とした機関が置かれるなど歴史と関連つけられたシンボリックな島として活用されています。

前置きが長くなりましたが、1996年に閉鎖されてからそのままになっていた島を2003-04年にかけてLisa Kereszi(b.1973 Pennsylvania)とAndrew Mooreいう二人のアメリカ人の写真家がPublic Art Fundの依頼で撮影しています。

Lisa Kereszi : Governors Island
Andrew Moore Official

再開発する前に、写真家やアーティストに撮影を依頼するというそういった経緯の写真集というと、他にもいくつかあり、例えば島自体が刑務所、墓地、薬物リハビリセンターとして使われていた島の記録、Joel StenfeldのHart Islandというシリーズ、同じくスタンフェルドのニューヨークの地下鉄の廃線跡を撮影したWalking the High Line、また日本の写真家 畠山直哉氏がドイツ・アーヘンで炭鉱を撮影したZeche Westfalen I/ II Ahlenや、また多くの写真家に撮影されてきた軍艦島が挙げられます。

p.a.r.k: Joel Sternfeld: ジョエル(ジョール)スタンフェルドの写真 ...
NY REPORT vol.45 ニューヨークハーバーに埋め込まれた真珠 ...
スズキシンヤの覚え書き:無料フェリーで行ける軍艦島「ガバナーズ・アイランド」
SHIFT:ガバナーズ島の幻想

Amazon.co.jp : Governors Island: Photographs By Lisa Kereszi & Andrew Moore
Fun and Games
Lisa Kereszi: Fantasies

9.17.2010

DVD再発 映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲

(C)バンダイビジュアル

パトレイバー2のように、シリーズの中でも異色といわれる映画
監督は映画『カラフル』原恵一氏。

2002年以来の再発です。色んな作品がプレミア化して見れなくなるのは作品にとっても、映画ファンにとっても不幸なことなので色んな作品が再発されることはいいことです。


9.14.2010

COOLPIX S1100pj ニコンのプロジェクター付きコンパクトデジカメ



コンパクトデジカメは大雑把にいうとどれもよく写るのですが(実際は差はもちろんありますが) このニコンの新製品はパソコンにカメラを繋いでパソコンの画面を壁に投影できるということで、ポータブルプロジェクターとしても使えるのが面白い。ざっと情報をまとめておきたいとおもいます。

プロジェクターというと、どのくらいの輝度があるのか、またフル充電のバッテリーでどのくらいの時間、投影できるか気になるところですが仕様には今のところ記載がありません。Youtubeにこのカメラをプレゼンしている動画がありました。



動画につけられたコメント欄をみると
「クール」
「いつもためになるし、Lucy Hedges(プレゼンしているお姉さん)輝いてるなぁ」
「あなたのアクセント好き」
「おっぱい」
「一番」

海外でも期待大のようです。

日経トレンディネット:異色のプロジェクター内蔵デジカメ「COOLPIX S1100pj」
ニコン:COOLPIX S1100pj
価格.com:COOLPIX S1100pj

富士カメラが現時点の最安値で税込 34,669 円。
ニコン COOLPIX S1100PJ シルバー
ニコン COOLPIX S1100PJ ブラック

対応バッテリーはEN-EL12で既存品、AC供給の電源ケーブルACアダプタは別売り。

Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S1000pj シルバー S1000pjSL
Nikon デジタルカメラ COOLPIX (クールピクス) S1100pj 1410万画素 光学5倍ズーム 広角28mm 3型タッチパネル液晶プロジェクター

9.12.2010

Gagosian Gallery, Andreas Gursky Mar 4 - May 1, 2010 Catalog

(C)Rizzoli

Gagosian Galleryで2010年3月に開かれたAndreas Gurskyの個展のカタログ。ハードカバー、スリップケース仕様。

作品の展示風景はこちらです。以前よりさらに巨大なプリントになってきているようです。

Amazon.co.jp:Andreas Gursky

9.11.2010

Lewis Baltz "Works " ルイスバルツ(ボルツ)の12kgのグレーの箱

(Via:)Vincent Borrelli Bookseller

Lewis Baltz (b. 1945 U.S.A.)

ルイスボルツ(バルツ)のBOXその名も"Works"がSteidlからもうすぐ出ます。

10冊組み、1,100部ナンバリング、署名入りで定価6百ドル。印刷は最近耳にするようになった"quadratone"(モノクロ4版)工業製品を生産する会社の研究所施設をカラーで撮影したシリーズ"Sites of Technology"は"quadratone and four colour"ということで印刷もハイスペック。3部作の”The new Industrial Parks near Irvine, California”"Park City" "San Quentin "もきっちり網羅されているし名前すら初めてみるシリーズも。研究者にとって写真ファンにとって、この本は必須のボックスとなることでしょう。

詳細については出版社のSteidlのサイトをご覧ください。

p.a.r.k: Lewis Baltz ルイスボルツ(バルツ)の写真集がSteidlから再版

Wikipedia:Lewis Baltz
the European Graduate School:Lewis Baltz
Lewis Baltz Works
New Topographics
The New Industrial Parks Near Irvine, California

Randy Watson Experience - Questloveの課外活動



ご存知The Rootsのドラマー Questloveと、Erykah BaduやCommonの多くの作品をプロデュースしたJames PoyserのユニットThe Randy Watson Experience



この名義で、RadioheadのトリビュートアルバムExit Music: Songs for Radio HeadsにMorning Bellで参加、UBIQUITYのコンピレーションに一曲、EW&Fのトリビュートに一曲"Can't Hide Love"のカバーとなんとも楽しそうな課外活動。

iTunes Store:Be Still My Beating Heart
Morning Bell(Radiohead Cover)
Can't Hide Love

Questloveは過去にもPhilly人脈で固めたPhiladelphia Experienceでマーヴィン・ゲイとエルトン・ジョンのカバーを経験済み。

”Experiment”つながりでDetroit Experimentというジャズとエレクトロニカを折衷した名盤がありましたが、こちらはデトロイトのミュージシャン Carl Carigのプロジェクト。

HL-3040CN A4の3万円台のカラーレーザープリンター

(C)Brother

カラーレーザープリンタで出力したZINEを先日拝見したのですが、当然ながらトナーを用紙に乗せて熱で圧着するため画像の図柄のエッジのシャープさがインクジェットで出したものと比べて段違いに良好。

利点として(初期費用が高いものの)1枚あたりのランニングコストがインクジェットより安く、印字速度も速い反面、消費電力が高く、インクジェットの技術革新が進むにつれグラデーションの表現はインクジェットに劣ります。

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文書やカンプ、プレゼン資料を出力するには、文字も美しく写真もシャープに見えるレーザープリンタ、写真作品を出力するならばグラデーションの表現、インクの種類が多く、用紙も選べるインクジェットプリンタ。
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その前提で継続的にある程度の部数をA4サイズのオンディマンド印刷をするならカラーレーザープリンタもありなのかと思いました。

ほんの数年前までA4サイズでも10万くらいしていたので、そんな選択肢。あの印字結果のシャープさはなかなかです。興味をもたれた方は店で試してみてください。

アメリカ、ヨーロッパでのシェアが非常に高いブラザーは安価でコストパフォーマンスが高く、キヤノンはコピー機のメーカーでもあるので長年この技術に長けているようです。

価格.com - プリンタ 製品一覧 (カラーレーザー)

Ricoh Ring Cube "Editor's Choice 2010"雑誌が選ぶ、いま最も期待する若手写真家展

9月1日から9月19日まで「リング・キューブ(RING CUBE)」(中央区銀座5-7-2、三愛ドリームセンター9階、03-3289-1521)11時から20時(最終日は17時)入場無料

以下、リコーリングキューブのサイトより転載。

今回、本企画に参加いただく写真家および推薦くださった雑誌は下記のとおりです。
(※敬称略、写真家名五十音順)
推薦された写真家名 - (雑誌名/出版社名)
石毛倫太郎 - (BRUTUS/マガジンハウス)
江森康之 - (papyrus/幻冬舎)
君塚裕 - (CUT/ロッキング・オン)
・鈴木知之 - (東京人/都市出版)
谷口京 - (TRANSIT/ユーフォリアファクトリー講談社)
谷田政史 - (LEON/主婦と生活社)
塚田直寛 - (commons&sense / CUBE INC.)
野村佐紀子 - (Pen/阪急コミュニケーションズ)
馬場わかな - (an・an/マガジンハウス)
ジョナスベンディクセン(マグナム・フォト)(Newsweek日本版/阪急コミュニケーションズ)


リコー画廊で編集者が選ぶ写真家10人展、江森康之ら - 銀座新聞ニュース
フォトギャラリーRING CUBE (RINGCUBEgallery) on Twitter

9.08.2010

ICC アーカイブ: 光と知覚の年表

企業のメセナ事業にしてはとてもいいICCの過去の展覧会"ライト(イン)サイト展"の際に作られていた印象的な年表。

ICC アーカイブ: 光と知覚の年表

元々地球上に存在していた光と、人間の登場ととともにそれを知覚する歴史。光が照らしたモノを定着させる写真と、光の関わりは切っても切り離せません。

それぞれ項目名だけで詳細な内容に触れられていないので、ここまでやっておいてなんとももったいないですが、このブログでも年表から随時興味のもった出来事、科学・技術を見ていきたいと思っています。

直接写真作品に触れられているものとして、杉本博司「劇場」、畠山直哉「Underground」が取り上げられています。


9.06.2010

michio hoshino 洋書の星野道夫 Hoshino's Alaska & The Grizzly Bear Family Book

(C)Chronicle Books

日本の写真家、星野道夫(b.1952 Chiba,Japan)
動物写真は全く詳しくないのですが、名前くらいは存じている星野道夫氏。
Google BooksでサンプルをみつけたHoshino's Alaskaをみて圧倒されました。
海外ではこのChronicle Booksから出版された写真集で知られているようです。この本の表紙の高いアングルからの写真が素晴らしいです。

星野道夫公式サイト
UNIVERSITY OF ALASKA MUSEUM:Michio Hoshino

その中の短いインタビューで、動物が大きな自然の中になぜ点景で収められているのかちょっとだけ理解を助けるものとなりました。

星野道夫 - Wikipedia
Braided River:Gellery

Michio Hoshino - Wikipedia, the free encyclopedia


Metal Magazine is a Spanish Magazine メタルマガジンはスペインの雑誌 Digital Harinezumiは日本のデジカメ

(C)Metal Magazine

ファッション、デザイン、映画、音楽など網羅したスペインのカルチャー誌
ニックケイブ(Nick Cave)は、日本ではなかなかファッション雑誌のウェブサイトのトップページには来ないですね。

ところで上の方にあるバナーに"Digital Harinezumi-La Camera Japonesa"とデジタルハリネズミの広告があります。

(C)superheadz

元々トイカメラの先駆的者としてロモ「LC-A」がウィーンでブームになり、日本に入ってくるとさらに大人気。デジカメの時代になるとトイカメラはトイデジとなって、初めは海外から輸入されていたイカれたカメラは、日本の消費者の要求の高さに応えるものになるべくほどほどに改良。そしてデジタルハリネズミなどのトイデジカメとなってクールにスペインで売られています。

日本のエンジニアの能力の高さはもちろんのこと、消費者がより新しい技術で品質の高い製品を欲していることも日本の製品(企画、または生産)の質の高さの要因のひとつになっています。

ただし、これまでずっと製造メーカーが、日本の市場で売れれば世界中どこにもっていっても通用すると基準を日本にだけにあわせてやってきたことが、日本のメーカーの売り上げの低迷に繋がっているそう。我々消費者にしてみれば、質の高いいい商品を簡単に手に入れることができるのはとても恵まれてもいます。

9.05.2010

[GIN-ICHIオンラインショップ] 銀一オンラインショップ半期決算セール開催中

[GIN-ICHIオンラインショップ] 銀一オンラインショップ半期決算セール開催中

半期決算セール

マンフロット半期決算セール

赤札市


「セットペーパー」から、新色2色登場
セットペーパー #80ウルトラブラック
セットペーパー #70エコホワイト

以上、備忘録として銀一株式会社のMLから転載いたしました。

Alec Soth “From Here To There” Flickr Project アレックソスのトレジャーハンティング(宝探し)プロジェクト

アメリカの写真家 Alec Sothの写真展"From Here to There: Alec Soth's America "が9月12日からWalker Art Centerで開催。それに関連してFlickrを利用してちょっとした参加型プロジェクトが開催中。

Join Alec Soth’s “From Here To There” Flickr Project

時間がないので要約すると、彼の決めた10個の人やモノのいずれかを撮った写真をFlickrにアップして、Group Poolに参加。“Discussions” ページに撮った写真についてのコメントを残してくださいというもの。

以下、カメラで仕留める宝物のリストです。

Pilots
Amateur Paintings
Unusually Tall People
Museum Guards
Sleeping Children
Neighborhood Bars
Supermarket Cashiers
Sheep
Sedans
Suitcases

随時Walker Art Centerのブログには気に入った写真をアップし、一番お気に入りの写真を撮ったトレジャーハンターを10月1日に発表。景品としてサイン入りの展覧会のカタログをプレゼントとのこと。

Interview:Dismantling My Career: A Conversation with Alec Soth

p.a.r.k: Fashion Magazine by Magnum マグナムのフォトグラファー ...
Who is John Gossage? "The Auckland Project" John Gossage ...
From Here to There : Alec Soth's America アレックソスの ...

9.04.2010

BAGGU バグゥ 財布くらいコンパクトになって耐荷重10キロのエコバック



たった2円とはいえ、元々タダだったスーパーのレジ袋。今では誰からかもらった大丸ピーコックのエコバックを使っているのですが、嵩張るのとわざわざ出かけるときにカバンに放り込むのもよく忘れてスーパーでレジ袋に2円払っています。

正方形の財布くらいコンパクトになるエコバック。価格は1000円から1500円くらい。エコバックにお金を払えるのっていくらくらいまででしょう。ナイロン製で強度もなかなか。


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9.02.2010

ユーエヌ 液晶モニター確認用ルーペ モニタリングPRO (UNX-8506)



デジカメの液晶画面を確認するためのルーペ。晴天で周りの光が画面に写りこんで見えにくい時に活躍します。また、デジタル一眼でムービー撮影する時はなんらかの方法、例えば輪ゴム(ある程度の太さとあまりゴムの力が強すぎない..百均で売っていた本を開かないようにするゴムの紐が一番よかったです)などでカメラに固定するとピントチェックに多少役に立ちます。3インチの液晶モニタに合うサイズ。デジカメの液晶画面の解像度にもよりますがルーペとしての解像度はまぁまぁ。700円程度高いUNX-8507という改良品はレンズのコーティングを替えてより視認性が増しているそうです。

とりあえず用途に対して事は足りる写真撮影用アクセサリー。匂いはそうでもないのですが、触った時にゴムっぽいです。

メーカーのウェブサイト:UN(株式会社ユーエヌ)

プロ機材.com:UN モニタリングPRO UNX-8506
ムラウチ:ストラップ2本付き UN/ユーエヌ UNX-8507 モニタリングPRO-MC
Amazon.co.jp : UN モニタリングPro液晶画面確認用ルーペ UNX-8506
UN モニタリングPro-MC液晶画面確認用ルーペ UNX-8507
UN モニタリングPro-MC MASUTER液晶画面確認用ルーペ UNX-8508
フジカラー デジカメ用 液晶モニターフードProレンズ 3倍 41067